私は欠陥品?


夏真っ盛り🌻
暑くてもお花を楽しんでる
ルリです🌺



生徒さんの作品



新しく教室を引き継いで
早いもので3ヶ月がすぎた。
生徒さんとの他愛もない会話の中で
「夏休みで孫たちが遊びに来る」
など、お孫ちゃんの話しになる。


その後必ず
「先生のお孫ちゃんたちは大きいんですか?」
など、お孫ちゃんのことを聞かれる。


この手の質問はよくあることで
「孫、いないんですよ〜」って
笑顔で返す。


私自身、いつものことなので
あっけらかんとして答えてる。


その他に
夜のご飯は仕事から帰ってから準備されるのか?
旦那さんの食事は?
など、本当に日常会話的な質問が来る。


この時も
「結婚してないんですよ〜」
って、これまたあっけらかんと
答えていた。


先日の事だった。
お孫ちゃんのことを聞かれ、いつものように答えた。
聞かれる方は悪気もないのはわかってる。


ただ、私の中がざわついた。
「私、かわいそうって思われてる?」
生徒さんはきっとそんなことなど思ってない。
ただ、勝手な私がそう感じてしまった。


ということは
私自身、質問されたことを
あっからかんと笑顔で答えていたが
私が私のことを「かわいそう」って
心のどこかで思っていたんだと
気がついた。


私はその思いに気づきたくなくて
自分の心に蓋をして
何も感じないようにしていた。


だから
なにかを感じる前に
あっけらかんとしたように振る舞い
答えていた。


そんなことが自分の中にあることは
木づいたが
まだ何かしっくりこない。


はて?
と、思った時だった。


「私は欠陥品?」


突然、頭をよぎった。
自分でも衝撃的だった。


結婚して子供が生まれて
お孫ちゃんができる。


それが
常識で一般的で普通で当たり前。


そこからハズレた人は
欠陥品で
何か問題がある人


幼い頃
私の心の中に刻み込まれた
思い込み。


まだ私が幼い頃
小学校に行く前くらいなのかなぁ〜
近所の年配の方々が話していた。


「あそこの○○さんはまだ、独りもん」
って、それが何か問題でもあるかのような発言を
耳にしていた。


独りもんの何が悪いの?
子供がいないことが何が悪いの?


って、幼心にも思ったが
まるで欠陥でもあるような、
そのことが何か問題でもあるような発言を
この先ずっと思い込んでいくことになった。


実際、私には父親いないしね〜
まるで父親がいないことは欠陥なんだと
勝手に思い込み、
この辺りから父親を恨んでいたのかと
想像する。


だから私は
「父親から愛されてない」って
「欠陥品の私は愛されない」
勘違いしていたと感じたのかも。


本当は、めちゃくちゃ愛させていたし
私は欠陥品ではないのにね。


ましてや、父親は何も悪くない。
勝手に私が悪者にしてしまった。


そんな思いが私の中にあることを
気づくと、自分が一番ビックリする。


だけど
どんなに「父親から愛されていた」と
思うようにしても
そう感じられなかったのは
心の中にまだ
そう思えない私を赦してなかったし
そんな私に怒っていた。
私は私を癒してなかった。


そうだったんだ〜😥
私を赦してない私も
そんな私に怒ってる私が
まだ私の中にある。


その思いに蓋をしていた。
気づかぬフリをしていた。
しかし気づいてしまった今、
それを赦してない私も
そんな私を怒ってる私も
受け止める。
そして赦す。


まだまだ、出てくるかも知らない
蓋をしている私の感情。
でも、これからは
気づかないフリなどしない。


私の中にあるネガティブな感情と
向き合う準備はできた。
その都度癒していく。


これからの私は
益々、幸せになる〜🥰



暑い日が続きます。
ご自愛くださいね〜