「うたかたの恋」の新人公演の主演は希波らいとくんで、ヒロインは七彩はづきさん、ジャン・サルバドルの役は、天城れいんくんという主な配役については、すでに発表済みでしたが、今日はその他の配役が発表されました。

 

花組の新人公演は、コロナの影響で中止になったり、東京での実施が中止になったり・・・と、災難が続きました。今回はぜひとも新人公演が大劇場、東京ともに無事に実施できることを祈っています!

 

主演の希波らいとくんは、「元禄バロックロック」の主演続いて、今回が2回目の主演抜擢です。「花より団子」の公演のときにメインキャストの西門総次郎役として舞台に登場した時に、「背が高くてビジュアルも素敵!すごくかっこいい男役さんがいる!!」と宝塚おとめを調べてみると、当時研3の下級生ということがわかりました!その後、花組公演を見るときには希波くんに注目していましたが、ついに、「元禄バロックロック」で新人公演の主演の座を射止め、見事な歌と演技で主演の重責を果たしました!今回が希波くんにとって2度目の主演!すらりとした長身にはルドルフの王子様の軍服が似合うはずです!!期待に応えてすてきなルドルフを見せてほしいです!ぜひとも、花組新人公演のライブ配信してくれたらいいな・・と思っています。

 

ヒロインに抜擢された107期生の七彩はづきさんも、星組の藍羽ひよりさんに続いて107期生からの抜擢となりました。どの組でも下級生の娘役さんのヒロイン抜擢が続いていますが、花組は105期に星空美咲ちゃん、104期に未羽愛さんという実力派の素敵な娘役さんもいます。同期でかつて新公ヒロインに抜擢された都姫ここさんや、代表的な上級生の花娘の華雅りりかさんも今回で退団してしまうのが残念です。花組は娘役の激戦区!素敵な娘役さんがたくさん存在している組ということをつくづく感じます。

 

そして、今回の新人公演で私が注目しているのは、106期生の鏡星珠くんです!鏡くんは今回、ひとこちゃん演じるフェルディナンド大公の役に抜擢されました!鏡君は、前作の「巡礼の年」の新人公演でマイティーの役のショパンを演じました。106期生と言えば、私が今一番推している雪組の華世京くんと同期生!!研3の下級生です。「巡礼の年」の鏡くんのショパンは、マイティーの指導を受けた成果があったのだと思うのですが、包容力があって、とても素敵なショパンでした。今回の鏡君の活躍にも注目したいと思っています。

 

・・・と、私は若手の生徒さんの抜擢や活躍を楽しみにしている一方で、下級生の娘役さんの抜擢が続いていることについては、ちょっと複雑な気持ちにもなります。若手を早期に抜擢して大切に育てていく、というのは劇団の人材育成戦略として大事なことだと思いますが、コロナ禍で、十分に新人公演が出来なかった花組では、新人公演の舞台に立つチャンスを失った上級生も多かったのではないかと思います。宝塚歌劇団のピラミッド型のヒエラルキー人事の中で舞台に立つ生徒さん達にとって、新人公演は、研究科7年までの生徒に限られて出演が許される特別な舞台です。卒業するまでの間に、本役さんと同じお衣装を着て、オーケストラをバックに歌い、銀橋を渡り、スポットライトを浴びる・・・という経験ができる数少ない機会です。7年間という限られた時間の中で行われる特別な公演ということを考えると、新公学年ぎりぎりの上級生(特に娘役さん)に、主要な役を与えてあげて欲しいな…と思います。下級生にはまだまだこの先チャンスがあるのですから・・・。

 

新人公演の配役が発表されると、下級生の活躍が見たい・・という気持ちと、上級生にも活躍の場を与えて欲しい・・・という矛盾した気持ちを持ってしまいますが、どのような役割でも、舞台のどのような場所でも、全力で頑張って素晴らしい舞台を見せてくれる宝塚の生徒さん達の姿にわたしはいつも感動しています。今回の新人公演も、出演者全員で素晴らしい舞台を作り上げて欲しいと思います!