日帰り-乳がん全摘手術
カナダ(州によるかも)では乳がん部分摘出でも全摘手術でも、基本は日帰り手術です。びっくりですよね。全摘手術を受けた母。朝、7:15に手術外来にてチェックイン。コロナのため、ビジターは原則なし。私は帰宅。一時間後には、センチネルリンパ節生検に必要な処置を完了し、二時間後に手術開始。そして、昼過ぎには病棟から連絡。13:45退院予定なのでお迎えをよろしく、とのこと。10年以上住んでいるカナダ。病院にかかることもあり、さすがに退院は夕方以降かと思っていたが、その上を行ったこちらのの医療システム。お迎えに行くと、吐き気があったため、吐き気止めの注射を打ってもらい、ゆっくりしながら、14:30頃には退院。痛み止めの薬を買いにいき、夕方、夜にかけてベッドで安静。ここからは、ドレイン(排液バッグ)と傷口ケアに集中。ホームケアプログラムの訪問ナースが傷口ケアをしに来たり、ドレインを確認しに来たりする。乳房切除をしたその傷口から約10cm下のところからチューブが出ている。それが、そのドレインにつながっているのだが、8時間おき、または半分ほどたまってきたら、内容物を捨てる。もちろん自分たちで。ただ、24時間で30ML以下になればホームケアに連絡をして、外してもらえるそうだ。あまりカラカラになってからだと乾燥して、痛みを伴うそう。食欲も普通にあり、階段の上り下りも普通に可能。術後1日目は、順調そうだ。2,3日目は、処置した部分が、あざっぽくなったり、腫れたりすることはあるそう。ただそれが、発熱を伴ったり、傷口から2cm以上渡って赤くなったり、ひどい痛みを伴ったりすると、炎症のサイン。それを気を付けながらの、次の一週間だ。