私の兄

私の愛する

母や叔母や


女性が

おぞましいとすら

話す


私の兄が

私の眼の前まで

やって来た。


それも忙しい冬に。


似ている人は

沢山居る。

彼の姿を借りた人だって。


私の父も祖父も

貴方や

そんな文化を


愛する人

憧れかしら。

何にせよ


好きな人全てが

同じ様に

乱さず整えた。


少なくとも

私と一緒に

出かけるだけ、


無理ならば

やめましょう

というだけ。












目を疑うわよね。

 

誰だって。

どっちが

どちらを


欲しがったのか

違ったら

大変だもの。


胸の痛みは

消えるもの。

悪夢であっては


ならないもの。


















私は

貴方の

一部しか知りません。


ご安心下さい。















そして

兄に迷惑を

掛けても


他人様は他人様。


私には出来ません。

頼まれても

疑われても。