どんな

思いをして

この階段を


登ったか。


あなたは

ご存知です。

違う、


誤った

解釈や

言葉により


尊い命が消えました。


勿論

正しいから

救われたかも


解らないでしょう。


ですから

命は

誰の目から見ても


消えてしまったのならば

悲しみでしかないと

気付かなくてはなりません。


明日の準備だけで、

こんなに

家の中は


明るいのに、

目を守る為に

暗くても


彼の時間を

守る為に

カーテンを


閉めたままで

時間が

過ぎてしまっても


私の時間は

私が

取り戻します。


家の中に

僕が居て

彼女が


救われて

僅かな

望みである


あなたからの

私が

図太くなく


繊細な中で

必死に対うならば

私はこの街で


これを後十年

やり切る事を

考えねばなりません。


また

新たに訪れる

十年後に


私は

元気に

歩き


あの階段を

希望を失わず

光を見るでしょう。