心が痛い

大事な人が泣いてる

きっと心がぐさぐさしてる

つらいって苦しいって叫んでる

悲しくて涙が出た

あなたが泣くと悲しい

幸せでいてほしいなんて言えるほど私は自分に余裕はないけど

だれも傷付けないで

お願い

あの人はもうたくさんたくさん傷付いてきたの

抱きしめてあげたいのに

遠くて悔しい
糸は

切れないと思った

強いんだと思ったの



でもほんとは細かった

ほんの少しでも鋏をかすめると切れてしまうくらい

細かった



けれど

私は切れた端と端を結べばいいんだって

固くほどけないように切れないように
結べばいいんだって思っていたの

友情は何度も結んだことがあったから
できると信じていた

結べないことがあるんなんて知らなかった



初めから儚かった

始めた時からきっと私は気付いていた

彼はほんとの私を見てなかったから

永く続くような恋に思えなかった

けど思いたかった

だから切れないように気をつけていたつもりだった

けど生暖かさに麻痺して
いろんなことが見えなくなった


自分勝手な恋だった

恋とはそういうものなのかな

思いやりは優しさの押し付け


優しさが思いやりなんてとんだ勘違い


彼は私の優しさは望んではいない


私が彼を最後に思いやれるのならば
大切に忘れてあげることでしょう


儚いから夢中になる


初めて私に『愛してる』と言ってくれた人


なんて幸せなんだろう


幸せだったんだろう


ごめんねもありがとうも言えてない


言いたかったな
久しぶりにあなたのことで泣いた

久しぶりってほどじゃないだろうけど

悲しい悲しい悲しい

まだあなたが好きです

隠しても隠しきれない気持ち

ただぐっと押さえて笑顔を作るの

きっと大丈夫だから

きっとあなたを大切に忘れられるから