ソサ

ルベン・ソサ(Ruben Sosa Ardaiz、ウルグアイ)をご存じでしょうか。風貌は写真の通り南米ネイティブの宝石掘りの労働者みたいですが、ゴールの詩人と呼ばれるほど彼のゴールは美しく、元祖無回転FKの名手でもありました。
彼はラツィオに在籍時よりもインテル在籍時が一番輝いていたのはラツィオーネの僕にとっては少々残念でした。

確かパルマ戦だったっと思いますが、右からの深いアーリークロスをファーポストの向こうからジャンピングボレーで決めたゴールはとても美しく、長い滞空時間はまるでスローモーションを見ているようでした。
ゴール以前に同じ場面が2度ほどあり、最初は『そんなシュート決まらないって』と思っていたのが、直前の場面では『あれ?ちょっと合ってきた?』と思い始め、最後にはバシッと合ったのには驚かされました。
同じボールを3度も蹴った右サイドの選手のクロスの精度にも驚かされますが、今思うと普段のトレーニングかで練習していたものだったのかとも思います。
そして、彼を最も象徴するのは高速超低空の無回転フリーキックでした。いまではロベカルやレコバが超高速FKで有名ですが、彼の場合そこに無回転ブレ球という特徴が付加します(全員左利き、インテル在籍という共通点がありますね。インテルはこの3人のFKにどれだけ助けられたのでしょう)。
彼がこのキックを蹴るときはたいていペナルティエリア外ほぼ中央の位置で、誰かが少し左にボールを出してから蹴りこみます。彼の足から放たれたボールは芝生の上スレスレをキーパーめがけて飛んでいき、直前で急速に変化してゴールに突き刺さりました。あるときは右に、あるときは下に、またあるときはホップするため、キーパーには全く予測できなかったでしょう。当の本人にも予測できなかったのですから。

ただ、ドルトムントに移籍したあと、母国のクラブへ移籍したということだけは知っていたのですが、2005年まで現役だったのには驚きました。当時からかなり顔が老けていましたから

ルベン・ソサ(wikiPedia)







