熊谷 祐哉
私の『料理人』としてのベースの考えが4つあります。 

①人として凡事徹底する。②料理という商品でビジネスをしている。③生産者、消費者の方々に支えられ、支え合う WINWINの関係であることを理解する。④関わる全ての人を幸せにする。 

①料理人である前に、1人の人間として当たり前のことを徹底して行うことを大事にしています。 身だしなみ、言葉遣い、時間厳守、など。まずは、その部分がしっかり出来ていなければ何も評価されないと考えて います。

 ②料理人は料理を作るだけではなく、その料理を売るためのマネージメントやサービスなどを行うべきだと考えま す。料理という商品をお客様に届け、喜んで頂くことで初めて、その料理の価値が生まれます。  また、店舗内の仕事だけではなく、レシピ提供、コンサルティング、ケータリングなど料理という商品で行えるビジ ネスは多様にあり、私はチャレンジしていきます。実績としてキリンの地方創生プロジェクトの懇談会での料理を担 当。弊社のコンサル事業での焼き鳥業態のレシピ提供。ワンドロップファームさんと良品計画さんの企画で1年間 契約のケータリング。大原の漁師さんと共に上田勝彦氏の講座に参加、書籍 料理王国のオーガニック対談の料 理担当など。

 ③料理人という職業は色々な方々に支えられています。 食材を作ってくださる生産者の方々、食材を運んでくださる配送業の方々、店舗の備品の業者の方々、共に働いて いるスタッフ、ご来店され提供したサービス、料理の対価としてお金を頂いているお客様。どちらかの立場が上下で はなく、お互いに WIN-WINの関係性を築き、共生しています。  そして、私たち『料理人』と『生産者』は消費者のお客様に満足していただくことが共通した目指すべき姿とし、チー ムだと思っております。 チームと考えることにより、コミュニケーションをとり、お互いに意見交換を行い、より素晴 らしい時間の提供を目指します。

 ④料理人として生きていく中で最も重要なことは、関わる人を幸せにすることです。 生産者の方が努力をして作り上げた食材の、価値を見極められる知識と技量を持ち、適正価格で買わせていただ く。  私たち料理人が、食材の価値を高め、気の利いたサービスを行い、お客様を幸せにする。仕事とプライベート両 方に有意義な時間を持ち、家族を幸せにする。  周りの方々の幸せを最初に考え、行動していれば、自ずと周りの方々も、私の事を考えていただけ良くしてくださ ると思います。 

 

最後になりますが、私たち料理人を含め飲食業に携わる人間は、食材のアンカーであり、生産者の方々が大事に 育てた食材の価値を高め、消費者の方々に届けることが使命だと思っております。