pnr_RYUSEIくんについて(1) | ランニングとフライトシミュと・・・♌スフィンクスのホロスコープ☄

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アポフィスの地球接近シミュレーションにかかる前に、ここで
私が使用しています。天体位置推算システム『pnr_RYUSEI
くん』について概要をご説明したいと思います。

 

このプログラムを作る発端となったのは、このテーマの最初
の記事でお伝えしたとおりです。

 

ところが、天文計算というものは、ほとんどが三角関数の計
算であり、手計算で行うには気が遠くなるほど細かい計算
が必要となります。

 

そこで、まずはパソコンで計算式をプログラムするためのツ
ールを探ることにしました。

 

ネットで探索するうちに、「python(パイソン)」というプログラ
ム言語行き当たり、オープンソースで、誰でも無料でダウン
ロードして使える手軽さもあってコレを勉強することにしまし
た。

 

確かに、ダウンロードは無料ですが、結局pythonの参考書

を4冊買ったので結構お金がかかりました。(笑)

 

pythonは、AI開発にも使われて世界的にも人気が高いのだ
そうです。しかも、初心者向けでもあり、感じとしては、昔の
「N88日本語BASIC」に近いものです。

 

この強い味方をつけて、あとは、昔買っていました天文計算
に関する書籍を頼りにプログラムしていきました。

 

この中枢的なプログラムの元になったのは、斉藤国治氏著
の「古天文学」という本です。

 

斉藤氏は、ナント東京天文台(現 国立天文台)を退官され
てから、古天文学の研究に入られたのです。古天文学は、
その名のとおり古文書に書かれた天文現象を伺わせる記事
についてシミュレーションして、古代の日食や星食、彗星の
到来などの時期と一致しているかどうかを調べて、その記事
が史実であったかを検証するためのものですが、現在の天
文現象の予測にも十分利用できます!

 

特に氏の本の中で独特なものは、惑星軌道計算の中枢で
あります、ケプラー運動の式を「太陽中心差」と表現した

1行の数式で表しているところです。通常ケプラー運動は、

繰り替えし代入法など、数行にわたる数式を用いています。

 

詳細につきましては、次回の記事でお伝えしたいと思います。

 

 

※このテーマの記事は、都合により
 「です・ます調」で投稿しております。

 



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