エピソード・フェムト将軍の策略 | ランニングとフライトシミュと・・・♌スフィンクスのホロスコープ☄

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星好きな市民ランナー 兼 バーチャル・パイロットの日記、フィクション、タワゴト、ちょこっとボランティア

リン・メリー大尉は、スーパー・ディメンション・リポーター


(超時空報告者)としての任務は続けていた。



スターシップに備え付けの“タキオン粒子加速器”を使って、


1500年前の銀河平和維持軍基地のフェムト将軍にレポート


を定期的に送信していた。





あるとき、フェムト将軍は手下どもに向かって話した。




髭そる 

「リン・メリー大尉からの報告では、アースでは核開発を
  行っているらしい。どう思うかね?手下A君!」



手下A
 「憂うべきことだと思います!我々のように、ミニブラック
  ホールからエネルギーを供給すべきと考えます!!」



フェムト将軍髭そる
 「そうだよな。自分らが住む地上世界に猛毒の放射性物質
  を吐き出すようなものを造っちゃいかんよな!」



手下B
 「将軍!それだけではありません。敵国を破壊するための
  武器として開発も続けてます!!」



フェムト将軍髭そる
 「既に条件は出そろった。しかし、こちらから大尉に連絡
  する術は今のところ無い。未来への道は大尉が旅立った
  直後に崩壊した。


  だが、私は大尉が旅立つ前に、独自に大尉にマインドコ
  ントロールを施した。」



手下A
 「将軍さま、それはどういうことですか?」



フェムト将軍髭そる
 「自動的に作戦が発動する。アース生命系が核に手を染めて
  歯止めがかからない場合に大尉が行動を起こすことになっ
  ている。」



手下A
 「どういう作戦ですか?」



フェムト将軍髭そる
 「作戦名は “クリスタルハート ヲ カイシュウセヨ” だ!!


  あっ、そこの手下B君、メモってはだめだ!トップ・シー
  クレットだよ!!


  銀河平和維持評議会にも諮っていない。私独自の策略なの

  だよ! 


  我々が直接的に攻撃はせずに、自ら滅んでいく手助けをするまで


  なのだ。   ふははははは。」



手下Aと手下Bは、将軍の不気味な笑いが意味することを理解できず
に、一緒に笑うしかなかった。

  


                 ^-^汗*^▽^*汗
                         



     合格この記事は フィクションです

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