「2013年浦和レッズの振り返り」
でスタート!
堅調な補強で2013年シーズンに望んだレッズ。
キャンプでは激しいレギュラー争いと充実したトレーニングによりミシャサッカーの浸透が急ピッチで進んだ。
広州に先ず乗り込んだレッズは新戦力興梠のゴールをしぶとく守り1-0で勝利し幸先良いスタートを切る。
そしてリーグ開幕戦。
昨年と同じ開幕の相手となった広島に対し広島OBの3人に加え那須と関口の縦横無尽の動きから元気2ゴールで2-0の快勝。
ここで勢いに乗ったレッズはリーグ戦とACLで快進撃を続けていく。
特筆すべきは昨年まで苦手としていたドン引きチーム(仙台や鳥栖、甲府)に対して連動した攻撃で崩し大勝を重ねていったことだ。
才能溢れる選手をようやく自在に操り出したミシャの思い描いた攻撃スタイルが浦和でハマり出した。
レッズの圧倒的な強さを前にもはや広島化というマスゴミの論調は消え、レッズのミシャサッカーが日本サッカーの進むべき道だと世間がようやく気づき始める。
躍動した前線のなかで特筆すべきパフォーマンスを発揮したのは元気。
既に7月の時点で22ゴールと大爆発し得点王の道をひた走る。
日本のメッシとして圧倒的な存在感を世界に示した元気であったが31ゴールを記録した8月末にレッズからリバプール移籍が発表された。
満員の埼スタでの涙の別れのセレモニーはチームとサポとの一体感を生み、レッズ躍進の更なる起爆剤となった。
夏までに圧倒的に勝利を重ねて行ったレッズは勝点を早くも40に伸ばし2位サンフレッチェを勝点で15をも引き離し首位を独走。
この頃になると圧倒的な強さを誇るレッズを前に全ての対戦チームがレッズ対策の布陣を引くが、ここでレッズフロントは新戦力を補強を敢行する。
元気の旅立ちと入れ替えに長谷部の復帰とチキのコネでプレミアから大物ストライカーであるフェルナンドトーレスを補強したのだ。
本来夏場は苦手のレッズだが圧倒的な戦力をもとに脅威的な攻撃力でリーグを席巻していく。
レッズは9月の時点で勝ち点を早々と60台に乗せ実質上リーグ優勝を決めたのであった。
並行して行われたナビスコは若手とサブメンバー中心で望むが発奮したこれらのメンバーが意地を見せ、順調に決勝に駒を進める。
決勝の相手は鹿島。
主力を温存しながら臨んだレッズはベテランを中心として堅守を見せつけ、矢島の決勝点を守り抜きナビスコのタイトルを手にいれた。
サブメンバーを含めたレッズの選手層の厚さとポテンシャルの高さをまざまざと見せつけた象徴的な出来事であった。
このころからスポーツニュースの論調は、レッズ一色。
コンフェデ杯で惨敗し下降曲線に入った日本代表や話題先行で持ち上げられていたナデシコのニュースから完全にレッズ中心に置き換わり始めて行く。
リーグ戦を史上最短の10月で制し、残りのリーグ戦をサブメンバー主体で闘う一方、焦点をACL制覇に定めたレッズは破竹の勢いでACL決勝トーナメントを勝ち進んでいった。
決勝は再び広州恒大。
敵地に乗り込んだレッズサポはここで日章旗のコレオをゴール裏に作り相手を扇動。
民度の低い中国サポに煽られた中国選手4人がラフプレーで退場し、試合は4-0の激勝となる。
決勝ホームの埼スタは6万人に膨れ上がり、既にスタジアムの雰囲気に呑まれ戦意喪失となった広州を相手に5-0の圧勝。
遂に6年ぶりにアジア一の栄冠を取り戻したのであった。
勢いに乗ったレッズはクラブ世界選手権の開催されるモロッコに乗り込んだ。
準々決勝でアフリカ代表を一蹴したレッズは準決勝であのエメのいる前年王者のコリンチャンスと対戦。
珍しく守りを固めたレッズは慎重な試合運び。ここではカウンターからトーレスと興梠のゴールが生まれる。
終了間際のエメのゴールを許すものの2-1で勝利し日本クラブチームとしては初の決勝トーナメント進出となった。
この試合では両チームの熱いサポが生み出すスタジアムの熱狂が世界中に伝えられ改めてレッズサポーターの名声が世界に響き渡ったのであった。
決勝の相手はあのはバルセロナ。
準決勝とは相変わってGKから超攻撃スタイルを仕掛けるレッズの猛攻にたじろぐバルサ。
早い球回しで反撃を試みるも阿部と那須の完全なマークにメッシも思うようなプレーが出来ない。
決勝点は昨年決勝で悔しい思いをしたトーレス。
陽介、マルシオで突破したサイドからのクロスをスーパーボレーで一撃。
これが決勝点となりアジア王者であるレッズがクラブ世界一の栄冠を遂に手にしたのであった!
バルサまでを破ったレッズ。漸く日本も代表からクラブの中心の時代となった象徴的な出来事となった。
この驚くべき偉業に対し世の中は熱狂し、レッズが社会現象とも言えるべき状態となったのは言うまでもない。
締めは天皇杯。圧巻の試合内容で制してキッチリ今シーズンを締めくくったのであった。
遂に日本史上初めての圧巻の5冠達成となった。
真の日本代表はレッズだと気づいた協会は遂にザックを解任しミシャをレッズ兼代表監督として迎え入れることとなった。
ここにブラジルW杯はリバプールに移籍した元気と本田、永友、香川を除きすべてレッズの選手に入れ替えとなり新生日本代表として世界を相手に戦うことになったのであった。
世界中からの注目を浴びながら最高のシーズンを終えたレッズ。
主力は休む間もなくブラジルW杯への準備に入ったのであった…
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