足の裏を普段から確認する、いつもこんなことをしている方はいらっしゃらないかもしれませんね。
でも、足裏には自分では自覚がないような体調の変化がはっきりと出てくるんです。色や温度、角質などは、健康状態の目安になります。


例えば、足裏の色がピンクなら、あなたの心身は健康といえます。エネルギーが足りていないと白っぽく、血行不良なら紫に足裏の色が変化しています。
ほかにも、黄色いようなら疲れがたまっている、赤ならば緊張・興奮状態にあるか、臓器のバランスが崩れているということが疑われます。


また、角質によって皮膚が硬く、あるいは厚くなっているときは、弱い部分にバリアを張っているような状態です。
これは、その部分に対応する臓器が弱っているというサインです。
よく角質が厚くなりがちなのは、かかとや親指の付け根。
これがかかとなら、冷え性、月経不順、便秘を、次いで親指の付け根なら、首のこりをあらわしている可能性があります。
このほか、足裏にしこりがあったら、それは老廃物がたまっているサイン。その場所があらわすところが疲れていることを示しています。


さらに、足裏の温度も無視できません。
例えば、かかと硬くが冷えているようなら、循環不良や冷え性にあるといえます。逆に熱い場合は、ホルモン分泌の過剰や発熱が考えられます。


毎日足裏をチェックしてみると、自分の健康状態をちょっとした変化からでも感知できます。
これで、生活習慣を見つめなおすのもいいかもしれませんね。


足裏チェックは、帰宅後30分くらいたった入浴前か朝起きてすぐに行いましょう。このときは、足のサインが出やすいので。