長年期待されてきた中国の新興証券市場(創業板)が今年の5月1日に開設されることが正式に決まりました。

China to launch Nasdaq-style second board

開設時は最低でも8社の企業が取引可能となるようです。

間接金融の発達していない中国では、中堅企業への資金調達手段が限られていることが大きな課題となっており、その解決策として位置づけられているのがこの市場だと思います。

具体的にどのような企業が取引されるのかはまだ公表されていませんが、未公開市場での投資(VCやPE)を受ける機会が少なかった企業が当初の上場企業になるのではないかと推測しています。

ただ、規模が必ずしも大きくなくとも、資金調達が可能となる市場自体が出来たことは経済にとってはプラスだと思いますし、市場が盛り上がったときに投資家の立場からするとEXITのオプションが広がったと捉えたいと思っています。