夜の新宿歌舞伎町が血に染まった。ホームレスと口論の後、突き付けられたサバイバルナイフを巧みに奪い取り、首と胴体を鮮やかに切りつけ殺害。その後行き交う通行人を次々に切りつけたが、最初の犯行とはあまりにもかけ離れた粗雑な犯行であり、殺害されたのは最初の一人だけだった。
程なく捕らえられた被疑者は外科の医師で、誰に対しても分け隔てなく診療する姿勢は、起こした犯行自体を疑わせるものだった。
被疑者の不可解な犯行に、精神科医の小川香深に精神鑑定の依頼がかかる。
医師vs医師の心理戦のあとに、驚愕の過去が浮かび上がる。
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刑法39条の是非を問う(といいながら、実は41条(いわゆる少年法)絡みの要素が多くを占める)、永井泰宇のシリーズ第2弾。
