『今季初勝利に挑む、ホーム400戦目！！』

　浦和は今日１７日、ホーム開幕となる柏戦（埼玉）に万全の状態で臨む。１６日にはさいたま市内のグラウンドで、最終調整。サブチームを仮想・柏に見立ててゲーム形式の練習を行った。開幕戦の広島戦では、ミハイロ・ペトロビッチ監督（５４）の古巣相手に０－１で完敗。ホーム開幕戦は３年連続で勝利しており、さらに今日の一戦はホームゲーム４００試合の節目。再生浦和にとり、絶対に勝ち星が求められる舞台になる。

【送料無料】Urawa Reds Magazine (浦和レッズマガジン) 2012年 04月号 [雑誌]

　ホーム開幕戦に、ミハイロ・ペトロビッチ監督の初勝利がかかる。開幕戦のアウェー広島戦に０－１で完敗後、次の対戦相手である柏対策に打って出た。始動以来、１１対１１のゲーム形式の練習は、“ミシャ流”サッカーの代名詞でもある３－４－３のシステム同士で行ってきた。

　しかし柏戦直前のこの日、主力組はそのままだが、サブ組のシステムを仮想・柏の４－４－２に変更。広島時代から指導を受けるＤＦ槙野も「自分たちのサッカーを考える監督が、相手に対する策を練るというのは珍しい」と明かす練習法を取り入れた。

　柏の最強ブラジル人助っ人のＭＦレアンドロ・ドミンゲスとＭＦジョルジ・ワグネル、さらにはＦＷ２トップを意識した練習内容になった。ペトロビッチ監督は「動きの多い４人をいい形で抑えれば、いい方向にいく」と見通しを話した。

　リベンジには最高のチャンスだ。昨季の２度の対戦では、どちらも１－３で完敗している。さらに昨季最終節の１２月３日。柏に優勝を許して以来の、埼玉スタジアムでの試合になる。目の前で優勝を許し、埼玉スタジアムのピッチでカップを掲げられた。その悔しい記憶は、忘れられない。ＤＦ平川は「大切な１試合になる。今、やれることがどれだけ通用するのか。自信を持って挑む」と話した。

　監督はホームゲームでは異例の、０８年のゲルト・エンゲルス監督時代以来の前泊を決断。寝食を共にして、チームの士気を高める。「勢いだけでは戦えない。強い気持ちと、冷静な気持ちの両方を持たなければ、コントロールを失ってしまう」。初勝利へ、準備は整った

★楽天年間1位、薬用スカルプD スカルプシャンプー　　　　　　（引用元：日刊）