- 前ページ
- 次ページ
2015年3月21日
いよいよ、たけのこシーズンが始まりました。今年も、ホリの修理の依頼が多くなりそうです。
先掛けとは、減って短くなったホリを元通りの長さに戻すだけではなくて、本体(地金)部分も
減って細く薄く減るので太くするのも先掛けの仕事です。場合によれば細くなった部分を
切り取って新しい地金を鍛接して継ぎ足すこともあります。
先掛けも継ぎ足しも鍛接出来なければ出来ません。
刃の部分を溶接などは、もってのほかで継ぎ足しも同様です。
必ず刃の部分、継ぎ足しは鍛接です。
鍛接とは、ホウサンと鉄粉を混ぜ、それを地金部分にまき鋼を乗せて
叩いて鉄と鉄を接合する
左の画像は減って細くなったホリで、右の画像は減って細くなったホリに地金を継ぎ足し太くした。