いよいよ、最終同意面談の日となりました。

妻にも仕事を休んでもらい、朝食の後、面談場所であるC病院へ、2人で電車で向かいます。ふだんの外出の時と特に変わりはなく、予定ぎりぎりの到着になりそうなのも、いつもどおりです。

最寄りの駅に到着後、バスに乗り換えです。乗車数分で終点となるC病院行きのバス停のため、待っている人はみな通院目的です。全く病気でないのに病院に向かうのは、自分たち2人(と運転手さん?)だけかと思うと、妙な感じはしましたが、幸いに健康であることをありがたく思うばかりです。

まだ朝の道路渋滞の名残りで、10数分ほどかかって病院に到着。病院前のバス停に、骨髄バンクに売り上げの一部を寄付します、という自販機があるくらいなので、造血幹細胞移植(血液疾患の治療)に力を入れている病院なのかもしれません。
骨髄バンクドナー自身は、病気ではないので治療を受けるわけではありませんが、手術や採取を受ける場合も、この病院であれば安心して協力できそうです。

病院入口に、骨髄バンクのコーディネーターさんが待っていらっしゃいました。お会いするのは今日で2回目です。妻はもちろん初めてです。お待たせしましたとお声がけすると、
「骨髄バンクのSと申します。本日はよろしくお願いいたします。わざわざ奥様にもお越しいただき、ありがとうございます。」
とごあいさついただきました。となりにいらっしゃる新社会人くらいの年代の方が、例の研修生さんなのでしょう。
「こちらが、先日お願いしました研修生のYです。今日は研修生の同席にもご承諾いただきありがとうございます」
と、コーディネーターさんよりご紹介を受け、Yさんとごあいさつし名刺もいただきました。

そして、コーディネーターさんとは少し離れたところ、研修生さんとは反対側にもう1名。
「そしてこちらは、本日の立ち合い人となっていただく、K弁護士です。」
とコーディネーターさんよりご紹介の後、あいさつを交わします。名刺もいただきました。

立ち合い人の選任は骨髄バンク側で行っているとはいえ、立ち合い人という第三者の立場のため、骨髄バンクのおふた方とは少し距離を置くようにしていらっしゃるのようでした。

ひととおりあいさつが終わると、コーディネーターさんと私の妻とが先頭で、病院内の面談場所へ向かいます。
コーディネーターさんのお人柄なのか、妻もすぐ話が合ったようで、会話を続けながらそのまま中へ進んでいったので、私と弁護士さんと研修生さんがついていく格好です。

ともかく、妻が不安感を持たずに済んだようで良かったです。あまり口には出さずにいましたが、夫が骨髄バンクドナーになることにある程度の不安は持っていたので、初対面のコーディネーターさんの印象が良かったので幸いでした。

(つづく)