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我が家はドイツに暮らす日英ファミリーです。


数日前のマグノリアの花。ドイツに住んでからは、このぼってりした花が私にとっての春の訪れです!


とはいっても、つかの間のポカポカ陽気は去って、昨日から一気に寒さが戻ってきました。4月だけどこの時期大抵一度は雪が降ります。


朝起きたらちょっと積もってました。あんぐり

子どもたちは大喜びなんですが、先週は半袖でアイス食べてたのに、この温度差よ。。不安


気候のせいもあってかどうか最近のDB(ドイツ鉄道)タイムテーブル乱れに乱れてまして、先日なんかいつも乗る電車の時間あたりに着たのはなんと一時間前の電車でした。驚き


こういうときによくやられるのが、後続の電車が10分20分後だったら、路線の途中でいきなり「この電車のサービスはこの駅で終了します。この駅以降の駅へは、後続の電車に乗ってください」という荒すぎるダイヤル調整法。案の定私の最寄り駅である終着駅まであと3駅というところで、やられました。煽り


幸い次の電車(元々いつも乗ってる通勤電車)がすぐに来たのですが、発進前になんと「次は終着駅(私の最寄り駅)まで止まりません。間の2駅は通過」というアナウンスが流れました。アナウンスはドイツ語オンリーなので、慌てて降りる人でごった返してるドア辺りでEnglish please!と叫ぶ若い男性の声がしました。ちょっとたどたどしい英語で、説明する女性の声がそれに追って聞こえてきました。


ドアがしまって電車が発車してからも、その男性と女性は話がはずんだようでした。熱心に聞こうとしたわけではなかったのですが、女性の声が大きくて耳に入って来てしまいました。


彼は、ガールフレンドと二人で私の住む街の近郊にある、彼の伯父の家に身を寄せているウクライナからの避難民でした。彼自身はウクライナに住んでいたモロッコ人。戦争勃発で彼女と共に、彼の伯父を頼ってドイツに逃げて来たと語っていました。相手の女性が、遠慮なしにズケズケ(しかも車内にひびきわたる声でアセアセ)根掘り葉掘り聞くので、内心私は彼が気の毒になったのですが、私の中でこれまで疑問だったことで、彼の話で疑問氷解!となったことがありました。


ウクライナからの難民がドイツ国内を移動する手段として鉄道がありますが、ドイツ鉄道の運賃たら全然安くないんです。


万一私が子どもたちを抱えてドイツからどこかへ逃げないといけない状況になったとき、行き着いた知らない国で明日の生活も分からない状態で、1人100ユーロ近くとか電車だけでも払ってたらあっという間に持ち金の底が尽きるよな、、、と思って、どうしてるんだろうと、気になってたんですね。

私自身決して安くない定期代を払っているので余計気になったのかもしれないです。


そしたら、その彼が言うには、ウクライナのIDを見せるだけで、ドイツ国内全線移動できる。と。(後でDBのサイトでみたら、helpukraine ticketというものも出していて、それでも無料で移動できるそうです。)


すごいなードイツ!キラキラキラキラ


へっぽこだけど、ちゃんとやることやってるんだ飛び出すハート

とドイツ鉄道をちょっとだけ見直しました。ニコニコ


この国に住んでいて良かった。と改めて、自分の恵まれた状況に感謝する単純な私アセアセ


電車が、私の駅に着いて降りるとき、彼らの姿を初めてみました。


まだ10代の終わりか20代の始めくらいの彼と、子供らしささえ残る彼女。


ドイツで育ってたら今頃学生生活を謳歌しているような、そんな二人が、はるばると言葉も分からない国に、親戚を頼って逃げなければならなかった。


万一自分の子供がそんな状況になったら、と思うと怖くて、悲しくて、やるせない。。



戦争が1日も早く終わりますように。でもどうか悲惨な収束となりませんように。と祈るばかりです。