昨年8月号の現代詩手帖を、めくっていたら、妙にリアリティを感じる詩語が、飛び込んできた。
「道に迷った人間のことを、クレオール語で、『体を失った』者たちという。
魂を救いたいと願う人々には、『体を動かす』ように言う。」
・・・・P134より
1949年カリブ海のマルチニーク島生まれのアンドレ・ピエール・ルイの詩論「月にかかる小屋」から抜粋。
この詩人のペンネーム、モンショアシは、ハイチの逃亡奴隷の名前だそうだ。
詩「何もない場所で踊る。」は、日本語訳でさえ、独特のリズムが伝わる。
