女性は 顔のしわを 気にする
女性は 白髪が 気にかかる
年を重ねても 色香の漂う人は
心の中に 恋の炎がある
愛されている 今の暮らしなのか
過去の愛を 燃やし続けている
愛の泉が 涸れていない
樹は 老木になって 風格が出る
そういう事 なのだろう
女の教養と知性が 年と共に香る
目尻の 小じわに 優しさが見える
そういう人と 語り合いたい
樹は 老木になっても 恋をする
いちょうは 雄木と雌木がある
遠く 遠く離れていても
男達が 風に乗って 訪れて来て
黄金色の 銀杏が実る
女性も 恋のできる人が映える
片想いでも 過去の恋でも
心の中に 生きている限り 続く
誰かに あら いい事あったの
そう尋ねられた時や
あら どうしたの きれいになって
そう言われた時は 心の中に
愛の花が咲き
美しく 香り始めた時だろう
女は 百才に なっても香る
それは 心の奥に秘められた
その人だけが持つ 花だろうが
その花が 生き甲斐となって
更に香る
男は その香りを 見逃さない
風に乗って どこからか 訪ねて来る

