古代エジプトで、弟であるファラオや王家の人達の命を守るために、

宇宙からのエネルギーを調整していた。

これを私がしなければ、弟も王家の人達も地上で生きていけないと思っていた。

 

そのために、私は叡智を授かり、それを使って、

宇宙からのエネルギーを調整していた。

 

宇宙のエネルギーを調整するための専用の部屋があって、

その部屋は天井の一部が開いていて、星空が見えた。

 

星空が見えている穴から、宇宙のエネルギーが下りてきていて、

私は手に金属の細長い棒を持って、そのエネルギーを調整していた。

 

エネルギーを調整することで、弟や王家の人達がエネルギーを取り込んで、

地上で生きていくことが出来る。

 

私がそれを続けなければ、弟や王家の人達は死んでしまうので、

止める訳にはいかなかった。

 

私は王家の人達のことより、弟のことばかり気にしていた。

弟のためにエネルギーを調整する、という気持ちが強かった。

 

 

でも、今の私は、

当時の私が気にしていたのは、生身の弟ではなく、

弟のように見えていた人形、幻想だったことに気付いた。

 

生身の弟のために、宇宙のエネルギーを調整する必要はなかった。

 

弟や王家の人達が生きるためには、

宇宙のエネルギーを調整する必要があると思い込まされていた。

 

私は長女で、それが出来るのだから、私がしなければならない、

私の役目、ミッションだと思っていた。

 

私には、弟や王家の人達に対する責任があると思っていた。

 

でも、弟や王家の人達のために、

宇宙のエネルギーを調整する必要がなかったことに気付けた。