深夜のワークス | Mr.REDMOON 後藤惠一郎オフィシャルブログ K-GOTO'S EYE Powered by Ameba

深夜のワークス





作家というのはどの分野においても
たいてい、夜がお好き…

何故だろう

職人は朝型と昼型と夜型がいて
いわゆるルーチンを形成し
暮らしのパターンを詠んでいる…

およそ作家にあって
クレイジーっぽい人は
丑三つ刻に魔物に触れながら
滅法艶のあるワケのわからない仕掛けの
一見シンプルな逸物をこしらえるものだ
夜に紛れ魔物に耳元で何か囁かれ
行ってはいけない方向に舵をきる…

僕は作家だ

まったく商売には向いてない…

売れない物を作っている
しかし
お客さんは欲しいと言われる…

人間世界の世間とは実に不可思議だ

そして人生は不可解である


だからみんな時々死にたくなるようだ。



レッドムーン後藤