全ての事は前持って決定している

エドガーケイシーの言葉だ

僕は運命論者だと自覚している

それを証明出来る数々の経験をしているが
長くまた多少眉ツバ的なので省きたい


レッドムーンは新興勢力だ
それまでの革職人的ではまるでない

人的な感覚や感性と姿勢
考え方は表現方法が違えば
必然的に商品の違いは歴然となる
従ってウケにウケだわけだ

僕は雑貨をファッションと位置ずけた
またはファッション界の末席を汚すと
表現した

レッドムーン職人達は
お洒落でスマートで風采が高く上がり
極めて社交的で明るい

そんな革職人は
概念として…いない…
あるいは職人たるもの
そんな風ではダメで
職人は偏屈で野暮で無口で
格好など全く気にしない頑固一徹な男
まぁそれもそうかもしれないが
僕は嫌だった…だけだ


硬派は心意気だけでいい

見た目軟派で何故悪い…

僕らの仕事はハレの世界の出来事だ

ケを見せるべきではない…


小さな小さな夢を売る仕事

夢を売る風采だけは保ってもらいたい…


作った奴と作品を見てもらいたい
…一致している

僕らは世の中の真ん中に出る運命だった。

レッドムーン後藤