redistworkge1970のブログ

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オー・ドロボー! (1) 怪盗淑女は恋きに盗む? (富士見ファンタジア文庫)岬 かつみ れい亜 KADOKAWA/富士見書房 2014-09-20売り上げランキング : 257179Amazonで詳しく見る by G-Tools大ドロボウは小粋に盗む日本に住む、『とある一族』の末裔な十四代目。その「僕」の前に現れたのは、フランス人の美少女!? 彼女の名前はなんと――4代目アルセーヌ・ルパン!? そして「僕」は、先代の父親がルパンと懇意にしている、日本で有名な泥棒の一族――石川五右衛門(いしかわ ごえもん)の末裔だった! アルセーヌ……アルに誘われて、五右衛門が挑むのは『悪党の楽園』で起こる、『世界大泥棒決定戦』!? そこでさまざまな大泥棒たちの末裔に出会いながら、優勝出来るのか! 第26回ファンタジア大賞、金賞受賞作! うおぉ……ナニコレ?……ナニコレ。(大事なことなので(ry)えーっとあの……もういっそ、アルと十四代目の父親は「『ふ~じこちゃ~ん!』なルパン三世」だとか「こんにゃくが嫌いな、日本刀使いの石川五右衛門」とか、大っぴらに出してくれてもいいんですよ……? いや、モンキー・パンチ先生がまだご存命だし、出版社間でわざわざ新人作家のために著作権を借りたりなんかを取り引きしたりするのが面倒だった……とかあったのかもしれませんが。 つか主人公の五右衛門……「絶景かな絶景かな」とか言い過ぎだし、一応高校生なくせに、言動が変。つか、おかしい。なんだかオヤジ臭い感じが漂っています。なんで「あんまり騒ぎを起こしたくはないんですよ」なのに、「おーい、指名手配のやつがここにいますよー!」って堂々と人を呼び寄せることをするのかイミフ。 あとイラストレーターさん……序章で五右衛門の容姿について「平凡だが、特徴を言うなら線のような細目」とか地の文では書いてるのに、普通にイラストの五右衛門は目が大きい。なので最初のそれがどうにも頭に引っ掛かって、読んでいて違和感バリバリ。ちゃんと原文読めよ。でもアルとか他のイラストたちは可愛くて良かったんですけどね。 ネタバレあらすじー。 五右衛門、突然の外国人美少女・アルの来襲で「お父さまたちが仲良かったから、一緒に『大泥棒世界選手権』に出て、何者かによって盗まれた優勝商品である自分の家の家宝な『カリオストロ伯爵の金時計』を取り返して欲しい」と言われて承諾。五右衛門的にはまず、「くそっ、なんで僕の家系は女子に弱いんだ!」と言うこと。だがアルには、泥棒スキルは全く無し。使えるものと言ったら、柔術が強いぐらい。そして開催している『悪党の楽園』という地中海の島へ。→そこではいろんな泥棒たちの末裔が集まっていて、みんなで金時計を奪い合う。五右衛門は日本代表だったので、相棒として鼠小僧次郎吉(ねずみこぞうじろきち)の末裔の女子(じろちゃん)とも協力しながら、フランス代表のアルと行動を共にする。ちなみに、先代のルパン(アルの父親)が前大会の優勝者だが、家を空けていて足取りが見つからないので、自分の家の家宝を取り戻すために今回はアルが出ることになったのだった。そしてオークション会場なんかで金時計を見つけるも、銀髪のイギリス人少女――名探偵ホームズのライバルだった悪人、『モリアーティ』に先を越される。→この大会が決めた一週間をフルに使った泥棒たちは、最終的にはビッグ・ベル号という大型客船で閉会式がおこなわれるので、そこに集まる――が。五右衛門はそこでエドガーと名乗る紳士を助けると、「主催者は自分だ。ずっとここに閉じ込められていた。だからいまの主催者はニセモノで、そいつが操っている」と言ってくるのと同じくして……なんと、インターポールたちが船の周りに集まっていた。実はモリアーティは、先代が女性で、なお且つ宿敵のホームズの血を取り入れようとしたので、それで産まれたのが「ホームズ・モリアーティ」という、イギリスでも『名探偵と犯罪者』という二足のわらじ生活をしている少女だった。そいつの手引きでインターポールが集まっていたのだった。だが柔術がめっちゃ強いアルが対峙して、モリアーティから金時計を何とか奪い取り、一週間が終わる時の午前0時の時点で手にしていたアルが優勝者となる。→エピローグ。五右衛門は家宝の錠前が無くなっていることに気付く。そこでエドガー……いや、先代ルパンから電話があって「この大会は、実は自分が苦戦した石川家の家宝である錠前を盗むために、石川家を手薄にするためにやったことだ。だから我が家から盗まれた……とアルが思っている金時計も、実は自分が盗んだ」と伝えられる。五右衛門が愕然としているそこにアルがやってきて、「ムッシュ、もしかしてこれのことですの? ムッシュには助けてもらいましたし、大事なものなら返しますわ!」と家宝の錠前を出してくるが……五右衛門は「いや、いいよ。持ってけドロボー」といつも可憐なアルに伝えたのだった。 んー、なかなか面白い開幕でしたが……どうにも、最後の方でご都合主義過ぎる。ドン・ディエゴ(怪傑ゾロ)とか、やけに伏線を寄越してくると思ったら真の姿を現すまでのたったそれだけだし……。モリアーティも、「ふーん。どうせこいつ、イギリス代表だから、出自を隠したホームズなんだろ?」とこちらに思わせておいて、一度その期待を「おお、まさかのモリアーティか!」と良い方向に裏切ったと思ったら、「てへっ。実はホームズの血を取り入れたモリアーティ家の末裔でーす☆ だからどっちにしてもすげー強いんですわよ!」とか要らないUターンはいいんですよ……。 最終的に出て来るアルの父親(おそらくルパン三世)とか、ルパン三世にしては……キャラが違い過ぎるんですよね。歳を食って落ち着いたにしても、私たちが知っている『あのルパン三世』にしては硬すぎる。どうせやるなら、その辺の口調とかも徹底して欲しかった! 一回でいいから、「いやあ、これまでとっつぁんに捕まらなくって良かったぜ」とか「そろそろ、愛しのふ~じこちゃんに会いに帰らなきゃなあ~」ぐらいの読者サービスはして欲しかった。 文章と設定の軽さは好きです。いや、逆に軽すぎるのか……? キャラがいっぱい出ている割には、活かしきれてないしなあ。 あと五右衛門……自分が最初にアルに「この中の錠前、一つでも開けられたら君をルパンの末裔だと認めてあげよう」「(三時間経過)出来ましたわ! ムッシュ、これを記念にいただいてもよろしくて?」「いいよ。あげる。どうせ一番簡単なやつだろうし」とやっているのに、なんで最後に「ルパンに盗られた! あれは家宝の錠前だったのに!」ってなってんの? お前が目の前でアルにあげたんだろうが。普通のお嬢さんに見える相手をテストするのに家宝の一番難しい錠前を出す意味もわからないし、家宝が混じっていたなら「あげるよ」と言う前にちゃんと確認するか、それらしく金庫にでも仕舞っておけよ。この辺がどうにも力づくな仕事なんですよね……。ごっつぁんです。 うーん、突っ込みどころはたくさんありつつもアルは可愛かったし続刊が出たら買ってしまいそうなので星3つ★★★☆☆ってところですね。 Amazon.co.jp ウィジェット ライトノベルな日常 ...