ブログ書いてない間もずっと追い続けてますが、
ってかこの間にBIGニュースが多々ありましたが、
それは追い追い思い出しながら書くとして…
今日はもう!昨日のイベント【TOKYO GUITAR FIGHT】ですよ!!!
あまりに良くて、あまりに嬉しくて、関係者でも何でもねーのに熱く語らせて頂きます!
写真はtwitterでフォローしている方などのを勝手に拝借しておりますので、
ダメだったら言ってくださいm(__)m
---------<キリトリマセン>-----------
まず、このイベントとは何かというと、
THE ROSEBUD MOUTHってバンドのvo.セクちゃんが
東京のイキの良い、実力あるR&R/HRバンドを集めたイベント。
出演バンドは20代中心。
しかも'70年代~'80年代の熱い時代の洋楽ROCKに影響を受けたバンドなのが特徴。
このイベントが私にとって最高に嬉しかった理由はコレ!
❶出演したのが全部好きなバンドバンドだった事。
❷往年のROCKファンだけでなく、若いバンドマンやROCKファンも来ていた事。
❸それぞれのオーディエンスが、他の良いバンドを知ってくれた事。
そして↓↓↓コレ、一番重要↓↓↓
❹どのバンドも(特に後半の3バンド)がベストライブを観せてくれた事!!
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❶出演したのが全部好きなバンド
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今回出演したバンドラインナップは、
私が最初に見つけた時「おっ!」って思って応援してたバンドやミュージシャンばかり。
それぞれのバンドとの出会いを時系列で紹介すると…
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【THE ROSEBUD MOUSE】&【THE REX】


この2つのバンドは「CAT HOUSE」っていうイベントで出会った。
「CAT HOUSE」に初めて行ったのは、30歳の誕生日にバンドメンバーが連れてってくれて。
ディスコ通いなど興味のなかった私だけど、
「'80s HRで踊れる!エアギターやエアヴォーカルできる!
こんな楽しい場所があるなんて!」と感動したもんです。
で、月日は流れて…
30代後半にノリで「Bad Boys Ride(以下BBR)」っていう'80sHR女子バンドを組んで、このイベントに出演する事に。
そこで出会ったのがローズバドマウスとレックスだった。
ややこしいけど、この時のローズバドはg.が今Red Ball BulletのEiちゃんで、
vo.もまだセクちゃんじゃなかった。
ヒデキ君は踊りに来てた時に会ったんだけど、
ティアドロップ型のサングラスにジャックダニエのTシャツ、革パンの
アクセル・ローズ大好きな19歳。
いつも酔っ払って陽気に踊ってて、
「あ、オイラと同じワチャワチャ系vo.だな」
と思って興味を持ったのでした。
この頃はローズバドとレックスとよく同じイベントに出る事も多かったけど、
ローズバドはツェッペリン好きなメンバーによる、ちょっとディープなROCK。
レックスは、ボンジョヴィのようなキャッチーなメロのROCKバンドで、
b.とg.がLメタ風のメイクや髪型だったせいか、外国人の女の子のファンがよく見に来てた。
CAT HOUSEでは他にもLA 69や、ロゼリア、バビロンスターという若いHRバンドがいて、
「世代違うのに、ウチらの愛したHRが好きで、そんな音楽をやってる子たちがいるんだー!」
って嬉しかった。
当時ヒデキ君が言っていた
「もっと俺らの世代にもHR聴いて欲しいっス!」
そしてこの言葉は、
後々、現ローズバドのセクちゃん、QUORUMの遊太くんからも聞くことになる。
レックスは私のバンドBBRの活休前ラストLIVEにも出てくれた。
今思うとレックス側には何のメリットもない出演オファーだったのに引き受けてくれたんだよね。
イベントの「顔合わせ」の時にメンバー同士でガチ喧嘩してたりガキんちょらしい面もあったけど、
そんなハートのあるヤツら。
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【Red Ball Bullet】

前述のように今回Eiちゃんはレッドボールブレッドととして出演したんだけど、
レッドボールのリズム隊は元々北海道で活動していたRosettaのメンバー。
RosettaとはBBRの札幌遠征で知り合った。
当時のvo.シンジくんの衣装やステージング、バンドの曲調がもろ、
「エアロスミス好きなんだねー!」
って感じで、すぐ気に入った。
で、ロゼッタが東京進出する時にギタリスト2人はついて来なくて、
サポートから加入したのがEiちゃんだった。
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【セクちゃん】

オイラはBBRを活休し、元々やっていたオリジナルバンドの方に再び力を入れ始めたんだけど、
そのバンドを何度か観に来てくれたギタリストさんが福生のライブハウスに連れて来たのがセクちゃん。
ライダースに革パン、バンダナ、タンクトップ。
タッパがあってイケメンで、
おー、アクセルローズか?セバスチャンバックか?と感動しつつ、
「何てバンドをやってるの?」と訊いたところ
「ローズバドマウスって言います」と。
あー!Eiちゃんのバンド、今この子がvo.なんだ、と。
セクちゃんとはバンドマンとして、vo.としていっぱいいっぱい話した。主にメールで。
よく聴くバンドの事、曲作りのや歌詞の内容、メンバーとのコニュニケーションや
バンド活動のあれこれについて。
QUORUM遊太くんや、Wire Stripperのマナブくんもそうだけど、
古今東西のROCKについて詳しくて驚いた。
なんでその歳でそんなの知ってんだよ!の連続www
では新生ローズバドを観に行こうじゃない?と思って言ったら
すっかりBad Boys R&Rなバンドに生まれ変わっているではないの!
「あ、この子は1人で雰囲気変えられる【俺パワー】のある子だなー」と。
そして歌声もステージアクションもバズみたいーーー!
みんなの待ってたROCKスターフロントマンですよ!
いーじゃん、いーじゃん、新ローズバド!
とか思いつつ通っていますと、ある日ベーシストが脱退。
サポートとして入ったのがQUORUMの幸人くんだった。
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【QUORUM】
初めて見た幸人くんもまた衝撃でねー。
あのスラッとしたスタイル、整ったお顔でロン毛。
ヒョウ柄バンツに、高いボジションで持つプレべ。
そこから繰り出されるスラッピングやタッピング。
ベースをグルンと回す派手なアクション!
「ビリーシーンじゃん!しかもデヴィッド・リー・ロスバンドの!!」
実際に彼はデビッドリーロスバンドを見て「これだ!」と思ったらしいですね。
そして幸人くんがもう1つやっているという
QUORUMというバンドのライブがあると言うので観に行ってみますと…

…
…
…
なんじゃーこりゃー!!!
…そうです。姉さん、事件です。
いや、セクちゃんから「巧くて、イケメンで、HRだ」ってのは聞いてましたよ?
しかし、オイラは
「どうせまた、音楽学校で習ったペラペラした速弾きで、vo.も稲葉ウォナビーみたいな感じなんだろう」
とかちょっと思ってた。
しかーし!!!
現れたのは幸人くん以上にスラっとして、
日本人には難しいデニムの上下をサラっと着こなし、
金髪にテンガロンハットのギタリスト。
そして当時のdr.達也くんは出原卓さんのライブで見かけた事のあるコだ。
いざ演奏が始まると…
まず曲がBefore Loosing。
このセンス何だ?!
そしてそして!!!
え…?…何このvocal…外人?!
当時まだ20歳になったばかりのかわいらしい少年からブルージーなハスキーヴォイス。
顔色一つ変えずに発するシャウト。
…?!?!
固まっていますと、
カヴァー曲を始めた彼ら。曲は「Storm Bringer」
おい、おい、おい、BurnじゃなくてStorm Bringerかよ!!
しかもデヴィカバというより、ポールロジャースみたいなブルージーな歌い回しww
もうね、頭が混乱しちゃうよね、こんなのww
トドメは最後に演ったオリジナル曲、Patience。
何なのー!このリフのセンス!!
ただ'70sの有名曲なぞってるだけでは出て来ねーぞ、このリフ、リズム。
ちゃんとブルースROCKが染み付いてるコだよ、このギターのコ!!
ただクラシックROCKを後追いしているだけではない、深い解釈の音楽性と、
声も歌い方のスタイルも、日本人の男性vo.で初めて完璧だと思ったvocal。
そこからすっかりQUORUMずぶずぶのまま、現在に至る訳です。
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【Wire Stripper】

一方、ロズバドの応援をしながらセクちゃんのお仲間ミュージシャンのライブも観るようになります。
よく彼らの周りで話題に出て来るThe King Beatsのカトキング。
そのカトキングのライブを観に池袋admに行った時に出ていたのが、ワイヤーストリッパー。
しっかりROCKな音なのに、愛すべきおバカなステージと歌詞。
上手いステージ運び。
「こーゆーバンド、好きだなww」
抱腹絶倒しながら、そう思いました。
そしたら!私、マナブ君に会うの初めてじゃないのね!
えーと、20代の時にやってたバンドのメンバーが
ジャッキーってギタリストと友達で、
そのジャッキーが15年くらいやってた王子のお店が「サザン・コンフォート」ってBARで、
お店閉めるってんで、元メンバーと一緒にBARに行ったら、
その時カウンターに入ってたのがマナブ君で。
ジャッキーの事、師匠って呼んでて。
しかもQUORUMオーディエンス仲間がそのBARの常連で…って
ね?もう分かんねーなコレってくらい繋がってくでしょ?ww
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【BLACK COFFEE】

で、2014年秋にQUORUMファンには衝撃のお知らせが…
…ドラマー達也くん脱退…
いつもトミー・リーのような華麗なプレイで楽しませてくれた達也くん。
いつもライブが終わると真っ先に客席に来て、自らファンに声をかけてくれた達也くん。
そんな彼だから、QUORUMファンは今でも達也くんの活動も応援してるのです!
その達也くんが昔のバンド仲間と、好きな曲を好きに演奏してるバンドがBlack Coffe。
Mr.BIGからダフトパンクまで、ジャンルに拘らず「好きだからやる!」バンド。
個人的にはオアシスやビートルズあたりがvo.さんに一番似合ってるなと感じるけど、
デフ・レパードのSuger on Meとか絶妙なとこ突いてくる意外性も楽しみなバンドです。
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あーもー、❶だけで普通の人のブログの5倍くらい書いてるっwww
また続きを書こうと思うけど、最後に
私が過去にブログかfacebookか何かでこんなこと書いてた記憶がある。
「売れるのが難しいジャンルなら、シーンを作った方が良い。
東京の若いHRバンドみんなで盛り上げるといいな。」
多分、❷の
「往年のROCKファンだけでなく、若いバンドマンやROCKファンも来ていた事。」
に繋がって行くと思います。
最後まで読んでくれた奇特な方がいたら表彰しますww
Thank you, Good Nite☆
