草野球、草バンド、草文化芸術

先日行った公園で草野球やってた。楽しそうだったな。
野球に限らないが、スポーツという趣味は、自分がやって楽しめればそれで一応完結するわけだが、音楽をはじめとする文化芸術系って鑑賞してくれる人を必要とするやっかいな趣味だと思う。「今度ライブやるんだけど観に来ない？」とは言っても「今度ゴルフやるから観に来て」とは言わないよね。
（まぁ満員の観衆の前でプレイしたい競技者もいれば、リハーサルだけで、合奏の楽しさを味わえればそれでいいという演奏家もいるが、それは話がややこしくなるので、ちょっと脇へ置いておく。）
聴いてくれる人、観てくれる人、読んでくれる人がいないと成り立たない趣味とはなんと迷惑なことだろう。「寝床」という落語に出てくる大家は、店子たちに義太夫を聞いてもらうためにごちそうやらお土産を用意するが、お土産を差し上げるどころか、ミュージックチャージなるものまでをいただこうというアマチュアミュージシャンのライブって何なんだろう？ジャイアンのリサイタル並みに理不尽な気もする。
そんな傍若無人、厚顔無恥なライブを現在の所属バンドで8月、9月に計画しております。詳細は近日お知らせします。誰も待ってないと思うけど…。