マビノギ:モリアンのギルド“Reddragon”の記録 -4ページ目

定例ギルド集会報告

去る10月4日(土)の22:00から、定例ギルド集会が開かれました。


サブマスターの設置の有無についての討議の後(討議の結果、サブマスはいらないということに)、まったりと(カオスに?)ギルドチャット、そして「光るストーンハウンドの像ダンジョン」の攻略に向かいました。


ちなみに、「光るハウンドD攻略」は、回線落ちによるギルドマスターの戦線離脱を境に、戦力が大幅にダウン。B2Fであえなく撤退の憂き目となりました。TT
パラディン、ダークナイト、ファルコンなどに変身できるキャラが揃っていたにもかかわらず、途中断念はとても残念でした。
結構厄介な敵がいたというのも事実なのですが・・・(^-^;



次は、光るクモDでリベンジでしょうかw

定例ギルド集会のお知らせ

今日は10月の第一土曜日です。
と言うことは、Reddragonギルドの定例集会の開催日です。
(それでいいんですよね?>マスター)


ギルドの近況を振り返ると、FH習得クエスト(カルー・メイズ)やエルフ変身クエストなど、ギルドメンバーの習得クエストがほぼ完了してしまったという状況です。
次は、プレイヤーの戦闘スキルの向上、G1・G2の支援などが課題と言ったところでしょうか。
(そういうところを記録して置けよ~、と今更ながら自分に文句を)


ともあれ、今晩9時、センマイでお会いしましょう^^


以上、連絡事項でした。

蟻地獄

 一面の闇が、視界を塞いでいた。


 じっとりとした冷気が、ローブ越しに肌へと伝わってくる。
 体の震えと引き換えにして、じぃんと痺れたような感覚が退いていき、やがて残りの感覚も甦る。
 湿り気を含んだ空気の中にわずかに紛れ込んでくる、何かが腐っているような臭い。静寂の中を囁く風の中に混じる、怪物の啼き声。吸い込まれそうな闇の中からぼんやりと浮き上がってくる、無慈悲な、岩肌。


 ・・・やっぱり、“ここのまま”なんだ。


 体の中に淀んでいる疲れを吐き出すようにして大きく息をつくと、彼女は、横たえていたその小さな身体を立ち上がらせた。知らずと呟きが漏れる。


 「・・・どうして、こうなったんだっけ?」



 あれは、ロンガ砂漠を闊歩していた時のこと。
 Lロッドの力によって、石の棺に閉じ込められていたエルフを見つけ出した。そこまでは良かったのだ。
 砂漠を歩くのが楽しくて、同族を助けだせたのが嬉しくて、強くなっていく自分が誇らしくて。
 ついつい足早になり、気がつくと。助け出したはずのエルフが後ろを付いてきていなかった。

 そして、おや、と思った時には。


 闇に呑み込まれていた。


 噂に聞く「アリ地獄」なのだと気付いたのは、地の底に全身を打ちつけた後であった。頭上に見える光は、余りにも、遠かった。
 肩をすぼめ、出口を求めて彷徨い歩くこと数刻。出口の手掛かりすら見つけられず、あまつさえ、地底に棲むコウモリやヤスデなどと戦闘する危機に陥った。命からがら逃げたおおせた時には、心身ともにすっかり消耗してしまっていた。



 「・・・それで、眠っちゃって。」
 これが夢だったら良かったのに。
 そう付け加えて、エルフの少女はまた、その場にしゃがみこんだ。


 「・・・あのエルフさん、どうなったのかな?」
 常ならば快活に輝いてるはずのオレンジの瞳を潤ませ、同胞のことを想う。
 石棺から助け出されたばかりの同族は、相当に衰弱していた。かのエルフが、視界から消えていたということは・・・。

 「・・・嫌っ!!」
 思い至る最悪の“想像”。そしてそれは、己の軽率な行動が引き寄せる“事実”となるだろう。
 噛み締められた嗚咽が、洞窟の中を微かに震わせる。

 「・・・あたしも、そうなっちゃうのかな?」
 その独り言に応えてくれる者など、当然、この場には居ない。


 「それもいっか・・・当然の報いといえば、報いだもんね。」
 淡々と言葉を吐き出す、その、幼いとも言える小さな躯は、小刻みに震えていた。華奢な指が、ふと、背負い袋のベルトに触れた。
 弾かれたかのように顔を上げる。背負い袋を肩から下ろすのももどかしく、何かに捕り憑かれたかの如く、その中身を漁る。

 「・・・無い・・・女神の翼。」
 沈んだオレンジの瞳が、更に翳る。
 「なんで買ってないのよ・・。」
 背負い袋を抱く腕には、力が籠もらなかった。
 「・・・ずっと、ここにいたままなのかな?」
 その問いに応えたのは、体の内を占めていた虚脱感。

 「・・お腹、空いたな。」
 呟く言葉ももはや、聞き取れないほどにかすれてしまっている。



 なぜか、背中が暖かかった。
 手に触れたのは弓。引き寄せると、仄かに光っている。
 「あ・・。」
 それは、精霊の宿る、彼女だけの武器。

 「心配してくれてるんだ・・・ありがと、アイリ。」
 自分の腰に目をやる。そこには、なけなしの金をはたいて買った短剣が差してあった。
 「あなたに構わず、あたしは“こっち”ばかり使っていたのにね。」
 そう、力無く微笑んだ時。


 「あぁっ!!」
 洞窟を支配する静寂を震わせ、少女は立ち上がった。

 「大陸を渡る・・・力。」
 それは、『ソウルストリーム』を通って『エリン』を訪れる“旅人”達に賦与された“力”の一つ。イリアとウルラ、二つの大陸をわずかな時間で行き来できる“力”。そしてそれは、当然、彼女にも備わっているはず。
 

 「力を使えば、向こうの大陸に飛んでしまうけれど。」
 確実に、ここを抜け出せるはず。少女の頭の中で、もう一人の彼女が囁く。
 「だけど。」
 それは、しばらくの間、このフィリアの地に戻って来れないことを意味する。

 「せっかく仲良くなれたみんなに会えないのは、嫌。」
 それに、あの方にも。
 息を吐き出す・・・静かに、ゆっくりと。淀んでいた瞳にオレンジの光が戻って来る。


 「・・・おいで。」
 光とともに現れたのは、真昼の砂漠のような色の毛並みを持った仔馬。
 ごめんね、と声を掛けて。小さな愛馬の荷物を探る。
 「・・・薪が2セット、包帯10巻、フェニックスの羽、それからスタミナポーション・・・」
 それらは、人間の友人が、出立の祝いにと用立ててくれた品。
 「もう、どうして、ライフポーションを入れてくれてないのよ?」
 この場にいない知己をなじるその声は、笑っている。
 「あ、そう言えば。」
 『エリン』へといざなってくれたナオという少女と交わした“身体賦活”の契約が、まだ生きていることに気付く。
 「なんだ、全然やれるじゃない。」
 強張っていた肩が下がる。もう一度、深呼吸をする。

 頭の中で浮かび上がるイメージ。それは、この洞窟内の地図。『エリン』に渡り来た冒険者達は、己が進んできた道を地図として確かめることができる。

 「大丈夫、何とかなる。」
 主人に擦り寄ってくれる愛馬に気付き、その首を柔らかく抱いた。

 「じゃあ、地上でね。」




 送還の光を見送ると、少女は闇の中を駆け出した。
 結局、愛馬に乗るのは止めにした。狭く入り組んだ洞窟では、小さいとは言え、馬の体躯は大き過ぎる。そしてまた、餞別の品にも手をつけなかった。
 一人で乗り越えるしかなかったし、一人でやり切りたかったのだ。
 いや、ここに居るのは一人ではない。


 「ねぇ、アイリ。あたしって、結構負けず嫌いなのかな?」



 コウモリの群れの中を突っ切り、ヤスデの傍を摺り抜け、火トカゲを遠目に走り去り、亡霊戦士の影に怯えながら迂回して。


 高みへと登りゆく坂道を見つけたのは、これより数日後のことであった。

 坂道を登りきると、そこは見慣れぬ密林の中であった。
 足元がおぼつかず、何度も転びそうになりながらも、じっとり湿った林の向こうに。


 夕日に染まったオレンジの砂漠があった。
 思わず駆け出したその足は、十歩と進まぬ間に砂地に絡め取られ、砂色のサシャローブに包まれた体が投げ出されてしまう。
 イウェカの月と共に、星々がその輝きを取り戻していくのが見えた。熱を失っていく砂地が、ひんやりと柔らかく、心地好い。
 気がつくと、少女は声を上げて笑っていた。


 「・・・砂漠って、広いだけで退屈だと思っていたのに。」


 夜の帳は、少女の笑い声をやさしく包み込んでいた。






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この間、エルフで初プレイをしていたら、アリ地獄に落ちてしまいまして、えらい目に逢いました。

何とか地上に戻ることができたのですが。「あ~大変だったな~」と振り返っていたら、なんか降りてきまして。^^;


こんなの書いている暇があったら、ギルド集会報告書くか、G2進めろ~というお叱りの声が聞こえてきそうなのですが。


ほら、冒険にはイマジネーションが大切ということでw

(ここまで来ると、妄想という説がありますが)