1年定期預金金利が1.15%に上がった。為替は超超円安が超円安になりつつある
金利も為替相場も正常化の方向へ動き出したようだ。まず金利。預金利率はアベノミクスの片棒担いだ日銀の政策でゼロ金利だった。大昔、列島改造のころ預金金利は3~5%もあったので1億円ためたら、老後は年に300~500万円の利息で食って行けるなんて言われた。ところがゼロ金利では預金は利息が付かないから預金を取り崩しての生活となる。だんだん貧乏になっていく実感。ところが、日銀がゼロ金利の弊害を無くすため金利上昇を容認した。昨日、ある金融機関から来週、預金金利が上がるという情報をもらった。いままで1年定期預金は0.6%だったが1.15%に、2年定期も0.65%から1.15%になるそうだ。金融機関の間では預金獲得競争が始まったので、やっと利息といえる金利になってきたようだ。一方、外国為替相場は情けなくなるような超超円安が続いている。例えばドル。3~4年前には1ドル100円付近だったのが、1月には163円までの円安になった。1ドルの物を100円で買えたのに、いまでは160円も出さなくては買えないということ。ガソリンや天然ガス、輸入物価をすべて高く買うことにつながる。円の価値が下がれば国も国民も貧乏になる。最近でも食品など2~3割高くなったものはざらにある。物価高に給料は追いついてない。1ドル100円なんて望んでも無理だが、せめて130円台くらいに戻ってほしい。日銀が金利上昇を容認したので昨日は151円近辺。そのうち140円台になるかもしれない。やっとまともな方向に向かいだした。やれやれ 円安貧乏改善すすむか?<追記>本日、2月10日に定期預金預けてきました。利率は1年定期で1.25%。組合員になるとプラス0.1%の上乗せでした。お金の余裕が無いので、既に預けてある定期を中途解約して預け直しました。満期が近い場合はお勧めしませんが預けてから日が浅い場合には解約してもいいと思います。他のいくつかの金融機関は1年定期0.8%を出していますが、1.25%は今のところ一番いい。さらに上昇するかもしれないので、時々見直せるように短い1年物くらいで行くのがいいかな。