夫が今日からまたまた東京に出張です。
彼は去年の12月、ビザ更新のために私たちと一緒に24日に日本へ行き、ちーすけと私が日本にいる間に一度アメリカに戻り、3泊ほどしてまた日本へ。
先週の木曜日に家族でアメリカへ戻ってきたかと思ったら、わずか10日後にまた日本です。
近所のカナダ人からは「日本とアメリカを往復するシャトルみたいだね」と笑われてしまいました。
そんな彼の不在中、何かと頼りになるのが下のインド人一家。
今日はどうしても親子丼を晩ご飯にしたかった私は、冷蔵庫を開けて玉ねぎがないことを発見!
これはいかん!
親子丼に玉ねぎがないなんて。
早速下に電話してみました。
インド料理というのは玉ねぎは常連で、彼らがでっかい袋で買っているのを知っていた私は、ひとつぐらい余分があるだろうと思い、聞いてみたところ、やっぱりあるとのこと。
奥さんのSheelaは、「Vに持って行かせるわ」と一番したの男の子の名前を出しました。
まだ2歳なのに、もうお使いができるのでしょうか。
待っていると、階段に足音が聞こえ小さなノックが。
出てみると、本当にVくんが立っていて玉ねぎを差し出しました。
「Oh,You came here without mom.」---ひとりで来られたのね!
と言う私に「Yes!」と元気よく答えた彼は、当然のようにうちに上がりこんできました。
そして、ちーすけと仲良く遊び始めました。
ちーすけは小さな子供が大好きなので、Vくんはいつも良い遊び相手です。
また、ここ2,3ヶ月で彼はすごくよく話すようになり、その上達にはびっくりです。
兄弟がいると言葉が早いとききますが、まさにそんな感じ。
それに、彼はもうアルファベットの練習をしているのです!
Vくんを迎えに真ん中の女の子がやってきて、私も一緒に下りて行き、今度はちーすけと私が上がりこみました。
コーヒーテーブルにノートが置いてあり、そこには大きなアルファベットの文字が。
そのノートの余白に、Vくんが自分の名前を書きました。
ほぼ完璧。
Sheelaはアルファベットをノートに書き、Vくんにその上をなぞるようにと指導しているそうです。
彼はお母さんが書いたアルファベットの上に薄い紙を乗せて、熱心に練習しているとか。
彼の名前のスペルも一緒に教えているんだそうです。
Vくんはまだ2歳と8ヶ月。
これでアルファベットが書けるなんてびっくりだけど、そんな小さいうちから文字を教える親にもびっくり。
私が2歳8ヶ月の頃なんて、文字の存在すら知らなかったと思います。
幼稚園も大きい組さんになって、毎晩寝る前のstory time(うちの家では布団に入ったら両親のどちらかが本を読んでくれました)をしてもらっているうちに、文字に興味を持ち始めたのではないかと思います。
インド人は教育熱心だとは言われていますが、この一家を見て深く納得しました。
そのうち計算も教えだすんだろうなあ。
なんせ、「ゼロ」を発見した民族だから。
私たちが住んでいるエリアは特に小中学生のレベルが高いところだそうです。
それは、インド人と中国人が多く住んでいて、彼らの子供達が学校のレベルをどんどん上げているんだとか。
両民族とも、子供の教育にはなみなみならぬ力を注いでいます。
また、そういうウワサを聞いて、教育熱心な親たちがこの学区に引っ越してきて、ますますレベルは上がっていくそうです。
ちーすけが学齢期になるまでには日本に撤収しないと・・・。