無事に日本へ到着しました。
サンフランシスコから成田まで、フライト時間は9時間半。
11時間程度を覚悟していた私たちには吉報でした。
今の季節、偏西風が弱いのでしょうか?
今回はちーすけの初フライトであったわけですが、JALの地上係員からキャビンクルーの人たちみんなに手厚くお世話してもらって快適なフライトとなりました。
ファーストクラスの乗客よりも先に機内に案内してもらえるし、機内では常にふたりのキャビンクルーが私たち3人に気を遣ってくれて、どんな旅になるかと緊張していたのがすぐにほぐれました。
子供連れで飛行機に乗ると、これまで気づかなかったいくつかのことを発見し、なかなか新鮮です。
例えば、トイレ。
ちーすけのオムツ替えをするのにトイレに行きますが、オムツ替えの台がついているトイレというのは実は少ないのです。
エコノミー席全体で多分2箇所だけ。
それは、ドアにスティッカーが貼られてあるので分かるようになっています。
お母さんが赤ちゃんのオムツを替えている図のステッカー。
これが貼られていないトイレにはオムツ替えの台がないのです。
ご存知のように、飛行機内のトイレは狭く、ここに夫とふたりで入ってちーすけのオムツ交換をするのはなかなか大変でした。
それから、離乳食。
航空券を予約した時に頼んでおけば、Baby mealとオムツを用意しておいてもらえます。
私たちは、離乳食だけリクエストしておきました。
これは、席に着いてからすぐにキャビンクルーが持ってきてくれたのですが、私たちにおなじみのGarberのものでした。
それがJAL専用のかわいらしいバッグに、よだれかけとスプーンも一緒に入ってきて、ゴキゲン。
しかも、スプーンはユニークなデザインで私のハートをがっちりつかんでくれました。
帰りももらえたらいいなあ。
そして、おもちゃ。
ちーすけがお気に入りのおもちゃをいくつか機内持ち込みしていたのですが、やはりこれもキャビンクルーからオファーがありました。
5,6種類のおもちゃを持ってきてくれて、「好きなのをひとつどうぞ」。
夫は「ひとつだけですか?」と確認して、双眼鏡をもらったのですが、その後、別のキャビンクルーが他に3つもおもちゃをくれました。
どれも、JALオリジナルのおもちゃでちーすけも珍しそうに遊んでいました。
成田に着くと、今度は伊丹への乗り換えのために国内線のチェックインなのですが、ここではストローラーを貸してもらえました。
抱っこ紐を用意していた私たちでしたが、ストローラーを借りられてとっても便利でした。
このように、赤ちゃんを連れていると手厚くお世話してもらえるのですが、これはどうやら日本の航空会社だけのよう。
たまたま同じ時期に帰省しているカリフォルニアの友達はKorean Airを使ったそうですが、ここまでのきめ細かいサービスはなかったそうです。
また、アメリカの航空会社を使って帰省したことのあるいとこも、サービスはもっとドライだったと言っていました。
こういう体験をすると、さすが、日本人は細やかでいいなあと痛感。
さて、ちーすけは到着後2日間は時差ボケしていましたが、今はすっかり日本時間です。
ふたりの祖母や弟一家とも対面し、みんなにかわいがってもらっています。
これから2週間、日本を満喫しようと思います。