ちょっと前のことですが、1月5日付け新聞 に、アグネス・チャンのことが載っていました。


ヘッドラインは「``Forget Yourself`` is Tokyo-Based Agnes Chan`s first U.S.album」。

アグネス・チャンが新しいアルバムをアメリカでリリースする、というもの。


新聞記事によると、彼女は1994年にスタンフォード大学にてドクターを取得

現在、彼女は51歳らしいので、39歳のときにドクターを取ったことになります。


1998年にユニセフ大使として、エチオピア、スーダン、東ティモール、タイランド、イラクなどを訪問し、子供を麻薬などから守る意識を高めることを説いたそうです。


今回リリースするアルバムは、こういった地域の子供たちとの出会いが彼女の心を動かしたためだ、と書かれています。


スタンフォード大学でドクターを取るのと並行して、アグネスは70冊以上の本を書いているそうです。

トピックスは子供の権利からChinese herbal medicine(漢方薬)まで。


また、working motherとして、彼女が子供を職場に連れてきて、作家の林真理子氏と論争がありましたが、1987年に施行された「男女雇用機会均等法」は、彼女のこういう行動によるところが大きかった、と紙面では報じられています。


私がアグネス・チャンの名前を聞いて思い出すのは、甲高い声で「♪~おっかのうっえ~、ひっなげしのはぁなでぇ~」と歌っている姿。

あと、「なるほど、ザ・ワールド」の回答者として、谷啓といつも謎の計算をしてフリップを出していた姿。


いつの間にか、テレビでは見かけなくなったと思っていたら、西海岸まできて勉強していたんですね。


この記事を読んで、何かを勉強したい、何かを達成したい、と思うこと、そしてそれを実行することに遅すぎるってことはないんだなあって思いました。



子供に手がかかるから、とか、仕事が忙しいから、もう歳も歳だから、海外だから言葉の壁が・・・などと自分や周りに言い訳をせず、かといって、「私、こんなにがんばってます!」ってアピールする必要もないと思うのですが、やりたいことがあるなら、少しずつ取り掛かればいいんじゃないか、と思います。


仮に自分の決めたゴールまで行き着かなかったとしても、途中までで得たことも十分自分の糧になっているはずだし。


彼女に関する記事を読んで、そう感じました。