六カ国協議で、核の放棄についてのDraft(草案)を北朝鮮が受け入れ難いとしているようですが、まあ、誰もこれがすんなり行くとは思っていなかったでしょう。
そしたら、「世界の警察」を頼まれもしないのに自負しているアメリカが強行手段に出るのか?と思いきや、それもなさそう。
そんなん、おかし過ぎるぅ~!
なぜなら、アメリカはイラクに対して「大量破壊兵器」疑惑を持ち出して、実際は見つかってもいないのに「隠している」みたいな言いがかりをつけて、攻撃したでしょう。
ならば、北朝鮮のように核ミサイルを持っているとはっきり分かっている国に対しても、同じように対処して然りなのでは?
それとも、あれか?
イラクへの攻撃がが明らかに失敗だったと悟って、同じ轍は踏めない、と判断したのか?
私は戦争は避けるに越したことはないと思っていますが、同じ国がこうも態度が違うのが納得できないです。
アメリカは中東のことになるとえらい勢いで攻めて行くけど、アジアのことに関してはあまり乗り気ではなさそう。
夫・Cに私のこの不満をぶつけてみると、彼は「そりゃあ、オイルの力さ」。
彼が言うには、アメリカは中東の油田がたまらなく魅力だそう。
資源のない北朝鮮には攻めるだけ無駄、だと思っている、と。
あと、やっぱり9.11のアタックも関係あるのかもね。
あの惨事でアメリカは「イスラム教憎し」になったのかも。
彼らにも彼らの言い分があって、9.11に至ったんだとは思うけど、無差別殺人は絶対に許されないこと。
六カ国協議のDraftについては、しばらく時間をおくようなのでその間にみんな頭を冷やしてよい結果が出ればな、と思っています。
なんせ、日本と北朝鮮は近すぎるので・・・。