階下のSheelaにチャイに呼ばれて行ってきました。
彼女の真ん中の子供、Anushukaが外で友達と走り回って遊んでいました。
それを窓越しに見ながら、Sheelaが「あの女の子の家族ね、今月末にインドへ帰国するのよ」。
「へえ。お父さんの転勤?」って私が聞くと、「インド人は、子供が小学校を終える年になると、インドへ帰国したいって思うようになるのよ。教育の問題でね。」と彼女。
インド人はとても教育熱心。
この近くの学校でも、インド人の生徒たちはみんな成績が良いようです。
やはり、「教育のある人が、社会をサバイバルしていける。」と固く信じているみたい。
私たち、日本人は勉強もするけどそれだけが全てではなく、バレエ、ピアノ、剣道、書道、スイミングなど習い事をいろいろして育ちましたよね。
私がSheelaとのおしゃべりを通してこの3年間で得た感じでは、インド人は「勉強が全て。ピアノや絵などを習うのは、その道でプロを目指そうとしている人だけ」。
学校の勉強を理解できない人は、将来が危うい、という印象を受けました。
だから、彼女たちと話していると音楽や絵画など、芸術に暗いな、と感じます。
そんなインド人は、やはり子供への教育が最優先されることらしく、Anushukaの友達一家も帰国することになったようです。
Sheelaも高校まではアメリカでもいいけど、大学はインドで行かせたいと言っています。
反して、韓国人は私の友達3,4人はみんなグリーンカードを取得済みで、子供にはアメリカで教育を受けさせたい、と言っています。
聞くと、兵役を避けるためだそう。
特に、男の子のいる家庭はシリアスで、アメリカに在住していれば本国での兵役義務を免除されるらしく、帰国することなど考えてはいないようです。
みんな、子供の教育に関していろいろ考え方、やり方があるもんだなあって思いました。