本日、年に一度の「婦人科検診」のため、スタンフォード病院に行ってきました。
時折、ものすごい雨が降る中のドライブはイギリスにいた時を思い出しました。
私が住むあたりの道路は、雨が降ると線が見えにくく、前に車が走っていないとどこがセンターラインで、どこまでが自分のレーンなのかが分かりにくいです。
シュワちゃん、もっと道路整備にお金使って・・・。
病院では、今回は初めてUltra Sound(ウルトラサウンド:超音波)を撮影。スクリーンに映し出された左右の卵巣を見ながら、ドクターの説明を受け、両方ともノーマルだとの診断。
その後は、血液検査を受けるように言われて、別の部屋に行きました。
ちょっと遠い部屋だったのですが、廊下の途中に様々な大きさの冷蔵庫がずら~っと並んでいるところがあり、かなりホラーだったです。
冷蔵庫は、いかにもどこかからの「払い下げ」って感じで、大きさもまちまちだし、モデルも古いものが多くて・・・。
きわめつけは、冷蔵庫には名前の書かれた紙が貼り付けてある、ということ。
Cindyとか、Patriciaとか。 これって、もしかして体外受精用の卵子か何かを保存してあるんじゃあ・・・?
そして、もしかして、胎児とかも?
きゃあああ~。
冷蔵庫からはブ~ンという低い音が聞こえ、蛍光灯が冷たく照らし出すその廊下を、急いで通り抜けて血液検査の部屋に行きました。
そこは、雑然とした小部屋で、むさくるしい男性がふたり、顕微鏡で何かを覗いたり、ペーパーワークをしていました。
私が血液検査はここですか?って聞くと、ひとりの男性がにこやかに、「そうだよ。」と言って、私が持参した紙を受け取り、イスに座るように言いました。
彼は5本の中指大のボトルを用意しました。
血液採集が嫌いな私は、「5本も取るんですか?」って聞いてしまいました。場合によっては「今日は止めます。」って言おうと思って。
彼は「そうなんだよ。でも、すぐに終わるから心配しないで。」
ほんとかよ~。
ぶきっちょそうなその男性を見ていて、針を刺される瞬間がすご~く痛いんじゃないかとビビる私。
しぶしぶ、そのままじっとして血液採集。
ところが!
この男性は、私がこれまで血液採集させたすべての技術者の中で、一番上手な人でした!
確かに、注射針が刺さる瞬間は、「何かが皮膚に触れた。」という感覚はあったものの、痛いとは程遠い感触!
すごい! こんな上手な人がいたなんて。
彼を「不器用なアメリカ人」と見た目で決め付けていたことを、心の中で彼に深く詫びて、私はこの部屋を後にしました。
そして、再び、不気味な冷蔵庫群の廊下を小走りに抜けて、受付まで無事に生還。
今日の検査は全て、保険から支払われるので、co-payと呼ばれるドクターに会った場合に払う費用、$10だけ払って終わり。
ウルトラ・サウンドまでタダなんて、すごいな~とカンゲキしながら帰宅。
空には虹が出ていました。
時折、ものすごい雨が降る中のドライブはイギリスにいた時を思い出しました。
私が住むあたりの道路は、雨が降ると線が見えにくく、前に車が走っていないとどこがセンターラインで、どこまでが自分のレーンなのかが分かりにくいです。
シュワちゃん、もっと道路整備にお金使って・・・。
病院では、今回は初めてUltra Sound(ウルトラサウンド:超音波)を撮影。スクリーンに映し出された左右の卵巣を見ながら、ドクターの説明を受け、両方ともノーマルだとの診断。
その後は、血液検査を受けるように言われて、別の部屋に行きました。
ちょっと遠い部屋だったのですが、廊下の途中に様々な大きさの冷蔵庫がずら~っと並んでいるところがあり、かなりホラーだったです。
冷蔵庫は、いかにもどこかからの「払い下げ」って感じで、大きさもまちまちだし、モデルも古いものが多くて・・・。
きわめつけは、冷蔵庫には名前の書かれた紙が貼り付けてある、ということ。
Cindyとか、Patriciaとか。 これって、もしかして体外受精用の卵子か何かを保存してあるんじゃあ・・・?
そして、もしかして、胎児とかも?
きゃあああ~。
冷蔵庫からはブ~ンという低い音が聞こえ、蛍光灯が冷たく照らし出すその廊下を、急いで通り抜けて血液検査の部屋に行きました。
そこは、雑然とした小部屋で、むさくるしい男性がふたり、顕微鏡で何かを覗いたり、ペーパーワークをしていました。
私が血液検査はここですか?って聞くと、ひとりの男性がにこやかに、「そうだよ。」と言って、私が持参した紙を受け取り、イスに座るように言いました。
彼は5本の中指大のボトルを用意しました。
血液採集が嫌いな私は、「5本も取るんですか?」って聞いてしまいました。場合によっては「今日は止めます。」って言おうと思って。
彼は「そうなんだよ。でも、すぐに終わるから心配しないで。」
ほんとかよ~。
ぶきっちょそうなその男性を見ていて、針を刺される瞬間がすご~く痛いんじゃないかとビビる私。
しぶしぶ、そのままじっとして血液採集。
ところが!
この男性は、私がこれまで血液採集させたすべての技術者の中で、一番上手な人でした!
確かに、注射針が刺さる瞬間は、「何かが皮膚に触れた。」という感覚はあったものの、痛いとは程遠い感触!
すごい! こんな上手な人がいたなんて。
彼を「不器用なアメリカ人」と見た目で決め付けていたことを、心の中で彼に深く詫びて、私はこの部屋を後にしました。
そして、再び、不気味な冷蔵庫群の廊下を小走りに抜けて、受付まで無事に生還。
今日の検査は全て、保険から支払われるので、co-payと呼ばれるドクターに会った場合に払う費用、$10だけ払って終わり。
ウルトラ・サウンドまでタダなんて、すごいな~とカンゲキしながら帰宅。
空には虹が出ていました。