抜歯の予約日がせまるにつれて、落ち着かない私。
一度抜いてしまったら、もう元には戻せないからねえ。

抜歯を担当するドクターは、これまた、いままで私がかかってきたDr.AでもDr.Zでもなく、Dr.Aの知り合いである、Dr.V。
Dr.Vは、日本でいうところの「口腔外科」らしい。まだ若いけど経験豊かな先生だから安心してね、とHome Dentist,Dr.Aの日本人受付嬢に言われ、ややリラックス。

近所の友達も以前、Dr.Vに親知らずを抜いてもらったそう。彼女の親知らずはあごの骨に埋まっていたので、骨を削って親知らずを取り出した、とのこと。もちろん、全身麻酔だったし、術後も特に問題はなかったらしいです。
「上手な先生だから、きっと大丈夫。」と彼女に励まされ、もう、進むしかないと覚悟を決めました。

今回、抜歯は4本なので、全身麻酔のほうが楽でしょう、ってことで、初めての全身麻酔を経験することに。
親知らず2本を含む、4本の抜歯を一日でやってしまうというアメリカンな発想にも驚きだけど、これを全身麻酔でやるというダイナミックさにもびっくり。

Dr.Vとの最初のアポイントでは、カウンセリング。
彼は、Dr.AとDr.Zから送られてきた私の歯に関するカルテを見ながら、抜歯する歯を確認し、私の口の中を見て、この日は終わり。

次の予約で抜歯することになり、全身麻酔なので、必ず連れて帰ってくれる人を確保しておくように言われました。私は、いまだ矯正に及び腰の夫・Cに当日一緒にDr.Vのところに行ってくれるように頼みました。

今回の4本まとめて抜歯するのに、部分麻酔というチョイスもありました。
全ての歯はきちんと生えているので抜きやすく、大掛かりな手術ではないからだそう。でも、日本とロンドンでそれぞれ親知らずを1本ずつ抜いたのですが、やっぱ精神的に参るので、寝ている間に終わるんだったらそっちの方が楽だと考え、私は全身麻酔を選びました。

そして、いよいよ当日