「これなあ、矯正したらいいんだけど・・・。」
2000年の春、虫歯治療のために訪れた歯医者で、ドクターにそう言われました。このひと言が、私に矯正を身近に感じさせた最初となりました。

1999年の終わりに、4年半住んだイギリスから帰国し、それまであまり手をかけなかった歯の治療にとりかかりました。
その際、下の歯列に隙間の多い私の歯並びを見て、ドクターは「矯正したらいいのにね。」と言ったのです。

しかし、自分ではひどく見苦しくない歯並びだと思っていたし、周りのみんなに聞き取り調査してみても、私の歯並びは悪くないと言う心強い意見をたくさんいただき、なんとなく興味はあるけど、ま、いいやって放っていました。

それから2年半後、今度はアメリカに住むことになりました。
「矯正大国アメリカ」
ご縁があれば、ぜひこの機会に矯正したいな~って思いつつ、渡米。
でも、歯医者ってもっとも行きたくない医者のナンバー1でしょう?
だから、別に歯も痛くないからって、渡米後1年以上、何もアクションをおこさずに過ごしてしまいました。

ところがある日、とんでもない事態が発生!