先日の矯正トリートメントの時に、Dr.Sでは、患者に使う道具をどんなふうに管理しているのか見てきました。
診察台に通されると、担当の衛生士がブルーの紙に包まれた器具一式を手に現れます。
ブルーの紙を破って、それらを診察台についている可動式テーブルにじゃらじゃらっと出し、彼女たちはゴム手袋をはめ、鼻歌まじりに作業を開始。
一回使うごとにきっと道具は消毒に出していると思われます。
また、親友Y子が通うDr.Xと違って、Dr.Sでは基本的に歯科衛生士が作業をするので、道具の受け渡し作業がありません。
うっかり道具を落としたとしても、私の胸の上に落ちてくるので床に落ちる心配はなさそう。
そんな話をY子にしていたら、またまた、違いを発見。
ワイヤーを装着して、端っこを切ったその切れっぱしは、Dr.Sでは、口の中に磁石の棒を入れて、そこにくっつけて取り出しています。
私はそれが当たり前だと思っていたのですが、Y子が通うDr.Xでは、ワイヤーの切れっぱしはピンセットみたいなものでつまみ出しているそう。
それにしても、ワイヤーを替える時の痛み、なんとかならないかなあ。
アメリカ人は、親知らずを抜くのに全身麻酔をするくせに、どうして毎月毎月のこの矯正トリートメント時の痛みは放置してあるんだろう・・・。
しかも、麻酔の注射の痛みを感じさせないために、歯茎に注射する前にラズベリーフレーバーのクリームを塗って歯茎を麻痺させる、という小技まで使うのに。
ワイヤーを変える前に、このクリームを歯茎に塗ってもらうわけにはいかないのかなあ。
Y子はDr.Xの手元の不安定さが怖くて、いつも朝一番の予約を取っているそう。
理由は「朝はまだ寝ぼけているから、痛みも感じにくいから。」
な~るほど、天然の麻酔ってわけね。
私も何か自己防衛策を考えようっと。