レントゲン撮影、石膏の歯型取り、そして抜歯。
矯正の準備のための用事が目白押しです。
アメリカは医療の分業制が当たり前なので、上記の3つはそれぞれ別のところでやります。

Home DentistであるDr.Aを通して、抜歯の予約待ち、そして、レントゲンも予約待ちだったので、歯型取りが一番になりました。

再び、矯正医のDr.Zを訪れました。

ドクターは「今日、鼻が詰まってるとか、体調がすぐれないってことないですよね?」と聞いてきました。
私が、「大丈夫です。」と答えると、「石膏で型を取る時、口で息が出来ないし、ちょっと吐き気をもよおしたりすることもあるので、確認したかった。」とのこと。

診察台に横になり、まずは上の歯列から型取り。
歯列の型に石膏が塗られたものを、上のラインにくっつけられます。小学校の時にやった「フッ素塗布」の感触。

やはり、かなりの違和感を感じ、口を開けたまま意識しながら鼻で呼吸しなくては、窒息しそう。
なが~い時間に感じられたけど、多分3分ぐらいだったのかなあ、ようやく、上の歯型取りが終了。Dr.Zが注意深く型を口から外してくれたけど、またまた、石膏と一緒に歯が取れてしまうんじゃないか?という恐怖が頭をよぎりました。
もちろん、取り越し苦労でしたが。

下も同じように石膏で型を取り、口をすすいでこの日は終わり。
Dr.Zがこのあと、歯型とレントゲン写真を分析して、私に合った矯正プランを示してくれるそうです。

一応、現在の状況をHome Dentistに知らせると、「抜歯は、矯正医の分析結果を待ってからにしましょう。」ということになり、この後、先に予約が取れたレントゲン撮影に行きました。

レントゲンは、顔の正面、横向き、ビッグスマイルのものなど数枚撮りました。口を「イーッ」と開いたものを撮ると、あらためて下の歯列のすき間が目立ちます。
これまでひた隠しにしていたものが、白日のもとにさらされた感じ。ウ~ッ、現実を見なくては・・・。

撮影してくれた白人のおじさんが、「写真はこっちからDr.Zに送っておくからね。」とにこやかに言ってくれました。

あとは、抜歯を待つばかり・・・。