ハロー、80歳のぼくっ!!
お元気ですか??

あなたは続けてブログを読んでるかもしれないけど、こちらの世界では最初のブログから1ヶ月が経ちました…

毎日更新するつもりで始めたはずなのに、なかなか難しいもんですね。
何を書いたらいいのかなーって考えてるうちに、アッと言う間に1ヶ月が過ぎました!

ブログなんて、そういうものなんだから自分の好きなことを好きに書いたらいいのに、あんまりどーでもいいこと書いてもなーって考えてしまう訳なんですよ。

やー、ブロガーと呼ばれてる人たちは凄いなー!!僕には到底出来ないや!!


ウルセー、このスットコドッコイ!!
すぐに出来ないとか言うんじゃねー!!
だからダメなんだ!!オメーはよー!!

あ、あなたは!?
80歳になったもう一人のぼくっ!!
未来から来てくれたんですか!?
元気なんですね!!
親指ぐるぐる回してるだけじゃなかったんですね!?

たりめーだ!
それより何でもいいからブログ書けよ!!
こっちは暇なんだよ!!

いや、でもね、何を書いたらいいのか…

ウルセー!!すぐにでもとか言ってんじゃねーよ!

いや、だって、つまらないものを書いたら…

ったく…お前はすぐに「でも」とか「だって」を使いやがる…
それじゃ一生幸せになれねーぞ!

そ、そーなんっすか!?
あなた、今幸せじゃないんっすか!?
分かりました!今後「でも」「だって」「どうせ」という悪の3Dはもう使いません。

おう、分かりゃーいいのよ!
じゃー、更新頑張りな!
未来から見てるぜ!

ありがとう、もう1人のぼくっ!!
楽しみにしててねー!!


…なんて夢を見まして、どうでもいいことでもブログに残していこうと思った次第です。


昨夜なんですけどね、家に帰ったらマイマザーが恵方巻を用意してくれてたんです。
もう節分かー、って感じで恵方巻をいただこうと思いました。

お寿司を食べるなら、お茶が欲しいですよね。

そしたらマイマザーが「今日T-fal壊れてん。もうスイッチはいらへんねん。」って。

えっ!!?あのティファール君が!?

うちにはもう大分昔から頑張って働いてくれているT-falが1台あるんです。
コーヒーメーカーの横で毎日お湯を供給してくれているティファール君は本当にボロボロで、真っ白ボディのはずなのに、蓋なんてこぼれたコーヒーとかが染み付いて茶色になってるわけです。

T-fal暦元年に産まれたんじゃねーの?ってぐらい古いタイプのそのT-falは、令和2年を迎えた今でも、人間で言うなら100歳を越えたボディにムチを打って、昼夜を問わず元気に働いてくれていたんです。

それが最近様子がおかしくなっていました。
とうとうボケが始まってしまったんです。

T-falって、ボタンをONにすると、カチッてランプが点灯しますよね。
で、沸いたら自動的にカチャンッて感じで戻るじゃないですか、ボタンが。

戻んないの、うちのティファール君…
もー、どんだけ沸かしても沸かしてもボタンが戻らない…だから沸かし続ける訳ですよ。

出て行ったら帰ってこないわけです…
ボケ通り越してアルツハイマーなんかなって…

水も「いー加減にしなさいっ!」てティファール君の中でツッコんだかどうか知らないけど、もー、カラッポ、蒸発し過ぎて。

マイマザーと「なかなか沸かないけど、加湿器として役にたってるよねー」とか笑ってたんですけど、どうやら僕が仕事に行ってる間にとうとう動かなくなってしまったらしい…

何故かその時にねー、無性にティファール君が愛しくなったんです。
沸かし続けるしか脳のない、バカなT-falだったけど、いつだってお湯を沸かしてくれた!

加湿してくれた!!

僕はおもむろに立ち上がりティファール君に水を入れ、ボタンを押してみました。
確かにティファール君のボタンは無気力に上下しただけで、どこも反応しませんでした。

スイッチを入れた瞬間にカチッと音がするはずのそのボタンは、メジャーリーガーに噛まれてるガムかなってぐらいフニャフニャでした。

僕はその瞬間にもうティファール君はこの世にはいないのだと確信したのです。
でもその時の僕は諦められませんでした。
僕は必死にそのT-falをバンバン叩きました!
「もう一度動いてくれ!」という祈りを込めて!
マイマザーは驚いた様子でこちらを見て、「こら、こら」と言いましたが、僕はやめませんでした!
「動け!動け!」と念じながら僕はティファール君を叩き続けました!

しかし、やはりティファール君はピクリとも動こうとはしませんでした。

とうとう僕は叩いていた手を止め、「これはもうアカンな」とマイマザーに告げてから、横にあるコーヒーメーカーの蓋をあけ、コーヒーフィルターをセットしました。
コーヒー豆をマグカップ2杯分入れ、水を継ぎ足しコーヒーメーカーのスイッチをONにしました。
コーヒーメーカーは凄い勢いでお湯を注ぎ、コーヒーを抽出し始めました。

僕はしばらく流れ落ちてくるコーヒーを眺めていました。

すると、その時です!!

コーヒーメーカーの横でジジジジという音が聞こえたのです!!

僕は耳を疑いましたがその音は確かにティファール君から出ていたのです!!

電源ランプは消えたまま…

だけど、確実にティファール君は僕のために最後のお湯を沸かそうと動いていたのです!!

僕は夢中で叫びました!
「動いてる!ティファール君が最後の力を振り絞ってお湯を沸かしてくれているよ!!」 

マイマザーは一瞬戸惑った様子でしたが、僕があまりに喜んだので、嬉しくなったのでしょう。満面の笑顔でティファール君の復活を心から喜んでくれました!

「二人でティファール君が最後に沸かしてくれたお湯を飲もう!!」
僕たちは踊りださんばかりでした!!

10分後、ティファール君は見事にお湯を沸かせきりました。
相変わらずほとんどの水が蒸発して消えていましたが、それはまごう事なきお湯でした!!

僕はティファール君が沸かしてくれたお湯を湯飲みにいれマイマザーと乾杯しました。

そしてもう最後になるだろうティファール君の沸かしてくれたお湯を噛みしめながら飲み、喉に詰まらせることなく、恵方巻を食べることが出来ました。

湯飲みをすすりながらティファール君の復活パーティーをしたマイマザーは、飲み終わった瞬間に新しいT-falをAmazonでポチっていました。

僕はこの令和2年に食べた恵方巻の味を、アルツハイマーになっても忘れないでしょう!

今まで本当にありがとう、ティファール君!!
ゆっくり休んでね!!


今朝、目を覚ました僕は、もう一度こっそりとティファール君のスイッチを入れてみました。

最後の力を使い果たしたティファール君が動くことは、もうありませんでした。

T-falとコーヒーメーカーの前にしばらく立ち尽くした僕はその時に思ったんです。

あっ、こういうことをブログに残しとけばいいんだなって!!