黒い羽根 白い嘘 -5ページ目

穿つ声。

声がその人の産み出す音ならば。






ただ歩いただけの足音もまた、その人の音。









あの娘の声を聴きたくなるのは








あの娘が産み出す音の全てを愛せるって事に他ならない。








ただ其処に存在を感じれる事以上に、重要な事なんて俺には見当たらない。

夢現回廊。

モノクロームの詩は海






落ちた薔薇の言葉、一滴。







混ざる事なく、染め上げた。







視界に生まれた花は







華として僕の言葉に息吹を与え







世界の配色を示す様に









感情で時間を制圧した。







そこにあるのは夢幻か、無限か。






夢現 -ゆめうつつ-。

鍵。

日常は余りに些細な事ばかりで






それは果てなく感じる程の迷いを与えもするけど






ちょっとした事が大きな喜びだったりもする。







もしかしたら。








満たされるのって案外簡単なのかもしれないね。