ぼくはきっと魔法を使う -8ページ目

ぼくはきっと魔法を使う

半分創作、半分事実。
幼い頃の想い出を基に、簡単な物語を書きます。
ちょっと不思議な、
ありそうで、なさそうな、そんな。

〇台湾出張
 二月の中旬に10日間の台湾出張に行ってきた。
 台湾は丁度春節、旧正月だったので、夜市含めほとんどの飲食店はお休みであった。
 幸いホテルの近くの飲茶レストランは無休で開いており、先輩方含め三人で通った。
 飲茶せず台湾麦酒ばかり飲んで帰る日本人を訝しながらも、
 「マタキタネー」と毎夜出迎えてくれる店員さんに、謝謝。
 出張中、訳あって一日休みができたので、台湾の電車に乗って動物園へ出掛けた。
 これは幸運なことであった。
 近日写真を公開する予定である。

 暫し待て。しかして期待せよ!


〇飛行機
 日本⇔台湾の移動には、エバ航空の飛行機を利用した。

 台湾からの帰国の飛行機、出発が朝早かったこともあり離陸と同時に眠りに就いてしまったようだ。
 目を覚ますと、良い香りとともに周囲の乗客は朝食忙しなさを醸し出していた。
 しばし目覚めの余韻に浸っていると、目の前に腰を屈めた女性が現れた。
 セミロングの、少し垂れ目な、美しい女性に覗きこまれ、はっと目が覚めた。
 麗しの彼女はいかにも、エバ航空の客室乗務員であった!
 「お目覚めですか?」と優しく問い掛けられたが、まるで魔法に掛かったかのように言葉がでず、
 首をかくんと縦に動かすのみ。
 「朝食はいかがなさいますか」と問われ、ようやく出た言葉が「オレンジジュースください」。
 本当はアップルジュースを欲していたのに、なぜオレンジジュースと言ってしまったのか!
 このとき初めて自身が動揺していることに気が付いたのであった。。。
 

〇熊木杏里
 シンガーソングライター・熊木杏里氏のコンサートに出掛けることに決めた。
 まだ先のことだが、熊木氏の生歌を聴くのは実に2年振りということで、非常に楽しみであるのと同時に、
 母親になった熊木氏とどう向き合えばよいのか、という荒唐無稽な悩みなども心の内に抱いている。
 (そう、かつては熊木氏に淡い恋心を抱いていたのだ。)
 しかしながら、最近の傾向からすると、こういうイベント事のときに限って休日出勤になる。
 嘆かわしいなあと、要らぬ不安を今から抱きつつも、
 もういくつ寝るとー、などと陽気で無邪気に毎日を過ごしている。


〇読書
・読んだ本
 ロートケプシェン、こっちにおいで
 人魚と金魚鉢
 鴨川ホルモー
・読んでいる本
 有頂天家族 二代目の帰朝
 恋文の技術


本日これにて解散。