April Fool's Day(エイプリルフール) なので タイムトラベルしてきました
雨の降る午前中
道端を歩いてたら
いつの間にか迷い込んだ場所
レトロな写真館
カフェの看板が目に留まって
雨宿りすることに
「いらっしゃいませ」
店内にお客がひとり
店員らしき女性がお出迎え
クラシカルな家具
珈琲の香り
「2階もありますよ」
店員さんが教えてくれた。
昭和モダン風な店内
他にお客さんは私だけだった
外では雨が激しく降っている
冷えた身体を満たすために
暖かいものを食べることにした
ポテサラトースト
丁度良い暖かさの紅茶
ホットトースト
十分にお腹いっぱいになった。
「どうやって帰ろうか」
相変わらず
雨はずっと降り続いている。
「お客かい?新顔だね」
「ここはどこなんでしょう?」
「ここはね、雨平写真館だよ。重じいのね」
「重じい?」
「もうすぐ、ふたりが撮影にくるよ。新婚写真をね」
「ここ、カフェじゃないの?」
「交差点を抜けると海が見えてね・・・そこにあったんだよここが」
「よくわからないなぁ」
「・・・雨の日はね、不思議なことが起こるのさ」
そんな物語が始まりそうな場所がありまして
もちろん、実在する場所です
庵治町にある
純愛の聖地庵治・観光交流館
レトロな「写真館」は交流館としてカフェ営業中
交流館のなかには
恋人、恋愛成就に関わるグッズがいっぱい
カフェの窓から見てたけど
雨でもたくさんのカップルが記念撮影しておりました
何を隠そう恋人の聖地
そして
映画「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地です。
略して「セカチュー」
恋愛小説から2004年に映画化されてます。
社会において一大ブームを巻き起こした映画なんですけどね
ドラマ化もされました。
16年前の映画
若い人は知ってるかな~
交流館の隣には撮影当時の写真が提示されており
写真館が実際にあった建物ではなく
映画のために建設された物だったことがわかります。
当時は交差点に建てられていたんですね。
クラシカルなバイクもありました
HONDA製・・・LEAD80?
庵治町の街並みはそのまま、映画に使われました。
「金龍館の映写機」と書かれていました。
とりあえず
雨が激しいので今回は退散
映画をしらなくても
知ってても
見どころありありなレトロな場所がいっぱい
古い町並みを見てノスタルジックに浸るのもよいのではないでしょうか
また天気の良い時に
タイムスリップしたいと思います