46番札所 浄瑠璃寺「四国八十八か所完全礼拝2」 | 宇宙(そら)を見ながら「旅」するmomoの日記。 

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「近道じゃなかったらパンクしないよ、キミ。」

(大泉/四国八十八か所完全礼拝2)

 

 

4泊5日

丸三日で40寺という、ハイペースお遍路の旅をしてきたどうでしょう班。

「残り一日で40寺」という無謀な目標に考えた秘策

それは近道作戦。

選択した道はガードレールのない、車幅いっぱいの悪路。

一抹の恐怖を感じつつひたすら走った結果、車は異音を上げ、タイヤはパンクするのでした。

「かえって遠回りになったね」
四国の山中で彼らの悲しい笑い声だけが響く、お遍路企画第2弾。

 

そんな彼らが

パンクの後に訪れたのがこの浄瑠璃寺。

浄瑠璃ってのはね

三味線を鳴らして語る音楽のひとつ 口演ともいうそうな。

 

大泉 「46番 じょうるりじ!」

森崎 「ジョリジョリ!」

 

四国八十八か所3では、ふたりが山門前でポージング。

石段おりたらすぐに車道があるので、ちょっと危険かも

カメラの人も位置的に道の真ん中に立たなきゃいけないから、道を挟んでの撮影をしたんだろうなぁと

 

「永き日や衛門三郎浄るり寺」 

正岡子規の句が彫られた石碑を横切って境内へ。

衛門三郎さんは

非礼を詫びるために弘法大師を追って旅に出た、お遍路の元祖となった人。

 

緑に囲まれた・・・守られているようなお寺、なんだか雰囲気有りますよ。

衛門三郎さんの地元だったお寺

ここから、彼はお遍路をはじめたんでしょうか

 

境内では亀さんがお出迎え。

浄瑠璃寺にゆかりのある亀なのでしょうか俺、亀梨!

 

鐘も鳴らしますよぉ

「おじゃまします!」的な意味です。

 

「燈ぼさつ」と文字が彫られた石像

紅い帽子と前掛けがとてもきれい、定期的に着せ替えられているのかもしれない

境内は掃除されていてとても綺麗です。

 

 

そうそう、このお寺は打ち始めの霊場・・・と記されています

松山市内では最初の札所だそうです。

 

 

46番札所 浄瑠璃寺

本尊:薬師如来

浄瑠璃寺が建てられているこの地域は

お遍路の元祖、衛門三郎の故郷とされている。

布教に訪れた行基が寺を建設、本尊などを収め

その後、空海が再興。室町時代に建物などの整備をしたが、山火事などで寺が焼失

当時の住職によって復興したという歴史が残っている。

 

ちなみに駐車場は10台ほど停めれるスペース 無料です。

 

境内に生えている大樹イブキビャクシン  

樹齢は1000年以上とされている

延命、豊作にご利益があるそうです。

もしかしたら、弘法大師がこの寺を訪れた時に生えていた木なのかも?ヒヨコ

 

こちらは大師堂かな

本堂の隣にあります。

 

 

今回のロケ地は、本堂の前。

はいぃ!チーズゥ!カメラキラキラ

 

「46ばん じょうるりじ!」

 

いやぁ・・・寂しいねタラー

やっぱこう、ひとりで撮影してたら寂しくなりますもん

こうやって写真で見る限りではね、一人で写ってますけど

カメラの裏側にはお遍路さんが何人かいらっしゃいましてね・・・なんというか

恥ずかしいですね(笑)

ひとりで・・・記念撮影。

カメラの後ろでは行き交う人、もうね、晒し者状態、公開処刑ですよ。

 

でも好きでやってることですから

もう50回以上、この撮影を繰り返しているわけ・・・でも慣れないですね、やっぱ。爆  笑

 

ここのお寺には

ご利益スポットというか、アトラクションがいっぱいありました。

 

縄かけ石

これは実際のものではない・・・のかもだけど、こういう伝説は残っている。

 

昔、道をふさぐふたつの大きな岩があったので、弘法大師が網をかけて

ふたつの石を天秤棒にかけて運ぼうとしたが、重さで天秤棒は折れてしまい網は破けて

石のひとつは三坂の川底へ沈み、もうひとつは「あみかけ大師」と呼ばれる網掛石がある場所に

飛来したそうです。ちなみに折れた天秤棒も飛んでいき、落ちたところが大久保と呼ばれるようになったといいます。

天秤棒=オウク→おうく→おおく?→大久保

という感じでしょうかキョロキョロ

 

仏様の指紋

 

手に感謝する仏手石

知恵と技能・・・と書かれていた。

 

仏足石

関係ないけど、五本指ソックスが好きです。

 

ちょっと一休み・・・

びぐ 「何か模様が描いてあるよ!」

 

説法石

お釈迦様が説法をされた時の、インドにあった石が埋め込まれている。

 

何か模様が彫られているなって思ったら

真ん中に石が埋められているのね。

岩に石を埋める・・・ぴっちりとはめ込まれた「霊石」 どうやって埋めたのだろうか?不思議です。

 

封じ石

何を封じているのだろう。

 

ミステリアスなくらい、ご利益がありそうなのが密集

ご利益テーマパークみたいで、面白かった。

 

個人的に好きな境内のベンチ

真ん中に四国の形でくりぬいてあるのが、お洒落ですよね照れ

 

 

「清くとも一度はおちよ滝の水 にごりてのちはすまぬものかは」

 

澄んだ水が一度は滝になって落ちて濁っても、また水は澄むものだから

浄瑠璃物語で語られる唄

牛若丸に告白された浄瑠璃姫、互いに愛し合う仲になったのに

別れなければいけない運命であった。

形見である笛を貰い、別れてもなお思いを馳せる姫でしたが

最後は牛若丸が他の女と契りを結んだという噂を信じ、自ら川へ身を投げ

命を絶ったという悲恋な物語。

 

 

このお寺とは関係ないかもだけど

ふとそんな物語があったので載せてみました。

 

清く澄みきった瑠璃「浄瑠璃」青い鳥

 

 

不思議なお寺でした照れ