次に見えてきたのは、第二竪坑坑口桟橋跡。
↓画像中央部分に斜めに見えるのは階段です。
坑道(主力だった第二竪坑)へ向かうためのものが現在も残っています。
第二竪坑は深さ約600mに位置し
一番深い坑道は なんと1000m(1km!)を超えるほどだったそうです。
とても危険で過酷な作業現場だったことが容易に想像できます。
ドルフィン桟橋の画像でも護岸に用いられているのが見受けられましたが
このように うまく石を積み上げた壁が島内のあちこちで見られます。
石灰と赤土を混ぜた天川(あまかわ)と呼ばれる接着剤を使って作られたものだそう。
とても綺麗です。
ほとんどが黒(コンクリ)の景観の中で、ひときわ目をひく赤レンガの建物。
総合事務所の跡だそうです。
アーチ部分なんか、とてもお洒落ですよね。
ここには仕事を終えた工員達が入る共同浴場があったそうで
石炭で体中が汚れるため いつもお湯は真っ黒だったそうです。
ここが第2見学広場となっており、行きは人が多くて写真が撮りづらかったのですが
帰りは この通り貸切状態^^
⑤へ続く。