ちょっとご無沙汰になってしまいましたが、前回の解説を行います。


Ⅰの問題ですが、単位円に正六角形を描いていく問題でした。

藤田ですので、論述は不要です。描いてしまえば、解答することはさほど難しくなく、素直にやれるものであったと感じます。

論述不要なので、とにかく答えを出しにいけばよいという雰囲気の問題でした。


Ⅱは教科書通りの定数分離問題でしたね。特に難しいところはなかったでしょう。


Ⅲは微分をつかった恒等式の問題です。x=1を代入していくことには気が付くと思うのですが、この問題は意外と差が付いたのではと感じます。

もちろんやったことのある人には簡単ではあるのですが、初見の人は困った人もいたことでしょう。


Ⅳは私も非常に疑問に感じている問題です。(9)に関してはこれが正解なのだとは思うのですが、そもそもcが変数、aが定数として考えるものであるということについて言及がない。この答えが唯一の正解であるとする根拠はありません。難問というよりも、迷問ですね。


Ⅴはフィボナッチ数列と黄金比を使った問題です。これも藤田なので、論述が不要なため、数学的帰納法を省略できるというプレゼントがあります。

推定すれば解答可能ということで、そんなに難しくはなかったかもしれませんが、最後の問題でフィボナッチ数列と黄金比がどのように関連付けられているかは微妙に難しかったかもしれません。


総論として、例年と比較して奇問は少なくなった印象です。(9)以外は普通の問題であると考えてよさそうです。

合格者平均点は8割弱ですので、かなりの高得点争いになっています。しかし、特に対策を必要とする問題はありませんので、普通に勉強していれば十分であると考えられます。