理系ママによる手荒れ克服実験記 -2ページ目

理系ママによる手荒れ克服実験記

手荒れ(いわゆる主婦湿疹)と戦うために,ありとあらゆる食器洗剤を試した,自分人体実験の記録である…。

手アレで悩みがちな方にうれしい無添加の食器洗い石鹸。

繰り返す手アレに!


界面活性剤,香料,着色料,防腐剤など一切無添加。

洗浄成分は100%純石鹸。


品名   台所用せっけん

用途   食器・調理用具用

液性   弱アルカリ性

容量   370ml

価格   237円(購入価格)

      64.1円/100ml

      13.9円/1日

製造   ミヨシ石鹸      

成分   純石けん分(28%,脂肪酸カリウム)


使用量の目安 

スポンジに適量(3ml程度)を使用しよく泡立ててお使いください。

ためすすぎは汚れ再付着の原因となる場合がありますので,流水ですすいでください。

成分が純石けんのみのため,滑りやすいので食器等の取扱いにご注意ください。


◇使用レポート◇

泡立ちがよくとても使いやすい洗剤でした。

手袋なしで使っていましたが,少し手荒れしたので,右手のみ手袋つけて洗っていました。

ひどくなることはありませんでしたが,手袋はずして使ってしまうと,

次の日結構手荒れしたので,少し私の手には合わないのかもしれません。

油汚れは二度洗いが必要です。

コスパが良く,私はネットで買いましたが,

薬局やホームセンターで売っているところもあるので,比較的手に入りやすいです。


◇総合評価◇

油落ち・・・・・3

泡立ち・・・・・4

泡切れ・・・・・4

香り・・・・・無

肌への優しさ・・・・・2


手荒れにかかせないアイテム,ハンドクリーム。


これまで,テレビを見ながら,パソコンしながら,ことあるごとに塗りまくり,

寝る前には,念入りにギトギトに塗りたくって,さらに綿手袋をはめて

朝まで就寝していました。

かつては,寝ているときに突然襲ってくる手の痒みに耐え切れず,夜中に起きて,

お薬塗って,痒み止め飲んで,薬が効くまで布団の中で待って,という生活でした。


洗剤を替えてからは,そこまでひどくなることはなくなってきましたが,

それでも,たまに手に合わない洗剤に当たってしまったら,

その初日から夜中のひどい痒みに起こされていました。

お薬に頼るのがどうしても嫌で,なんとかハンドクリームと綿手袋で乗り切りましたが・・・


なのでハンドクリーム選びもかなり重要です。

私がお気に入りなのは,洗剤を作っているメーカーが発売しているハンドクリーム。

無添加なものが多く,手に優しい気がします。

匂いがきついものが苦手なので,無香料なのもうれしいです。


自己流ですが,私のハンドクリームとの付き合い方は,

日常生活では,サラっとした使い心地のものを使用し,

寝る前はちょっとコッテリしたものを塗るようにしています。

塗るときは,一度手全体に塗り,なじんだら,もう一度上塗りします。

手の表面がベタベタするときは,しばらく綿手袋をはめます。

10分もすれば,上塗りした分も肌になじむので,綿手袋をはずします。


最近テレビで見て知ったのですが,手袋ははずして寝る方が良いそうです。

人は就寝時に,手足から放熱して体温調整しているのですが,

手袋(靴下)をはめて寝ると,蒸れて温度調整ができず睡眠の妨げになるそうです。

また,手がふやけ,外からの刺激に弱くなり,より肌荒れしやすくなるとのこと!

これは大変!とその日からビクビクしながら,手袋なし就寝をはじめました。

夜中痒くなったらどうしよ~って思っていましたが,全く問題なく朝までぐっすりzzz

今では,綿手袋は,ハンドクリームを塗った後に,少しはめる程度に使っています。





洗剤実験を始めて,洗剤の裏面を読んでみると,

成分表示に「純せっけん」という言葉が出てきます。

なんとな~く,界面活性剤の入っていない,手に優しいものがソレに当たるのかな?

なんて適当に解釈していましたが,

「純せっけん(○%,脂肪酸カリウム)」という表示を見ると,

理系女子としては,かなり興味をそそられるところです。


「純せっけん」と言われると,界面活性剤が使われていないというイメージがありますが,

実はそうではありません。

「純せっけん(○%,脂肪酸カリウム)」と表示されている場合,

脂肪酸カリウムが界面活性剤にあたります。

これは,いわゆる合成界面活性剤とは違い,皮膚から吸収されず,

排水後も,約1日で自然に分解されるらしいです。


「純せっけん」とは,界面活性剤が,脂肪酸カリウムまたは脂肪酸ナトリウムのものを指します。

脂肪酸カリウム・脂肪酸ナトリウムなんて聞くと,

十分に化学物質使われてるじゃん!って気持ちになりますが,

もともと脂肪酸とは油のことで,ナトリウムは塩(NaCl)に含まれますし,

カリウムは海藻類の食物に多く含まれる栄養素だと分かります。

こう考えると,自然にやさしいというのもうなづけます。

さらに,「純せっけん」が95%以上で,香料・色素・安定剤などを含んでいないものを

「無添加せっけん」と呼ばれています。


次に,気になるかっこの中の%ですが,これは界面活性剤の含有割合を示します。

つまり,「この洗剤は脂肪酸カリウム○%です。」という意味なのです。

こうなるとさらに気になるのが,残りは何?ということですが,

残りは実は水なのです。

(洗剤せっけんの場合,含有割合が1%未満の成分については,表示義務がないため

添加物が含まれている場合があります。)