また、雪でバイク乗れない。
欲求不満、ムラムラのシャアです。
さ、今日はハーレーの馬力のお話。
「ハーレー社は馬力を公表しない」
なかば、都市伝説のように語られている話。
さて、本当なんでしょーか。
これ、僕の1998年モデルのオーナーズマニュアル(英語版)です。
アメリカのe-Bayで落札したやつです。
読みすぎてボロボロですが。笑
中をみてみると、こんなページがあります。
ちょっと話はそれますが、
ENGINEってとこみると面白いね。
僕らが、いつも、Vツインエンジンって呼んでるエンジン。
正式には、
"4-Cycle, 45 Degree V-Type, air cooled"
「4ストで、45度の角度でV型になった空冷エンジン」
おもろー笑
写真にあるように、エボはストローク長が108mmもあるのですよ。
いわゆるロングストロークエンジン。
エボの鼓動感はこのロングストロークが肝なのです。
お、Compression Ratioも書いてる!
いわゆる、圧縮比です。
"8.5 to 1"
なるほどね。
ビッグツインは
このくらいの圧縮比がよいね。
エボ、いい感じじゃーん。
日本のハイオクガソリンのオクタン価は米国より低いので
(数値上は日本が上に見えるが、オクタン価の測定方法違うらしいね)
ハイコンプ仕様のエンジンは、ノッキングおこしやすい。
日本のガソリンでは、ビッグツインで9.0 to 1以上になると、
けっこー、危険らしいからね。
ちなみに圧縮比は
TC88が、8.8 to 1で
TC96が 9.2 to 1。
TC96はノッキングしながら走らせてる人多いので
気をつけた方がいいですよ。
ピストンへのダメージ結構ありますからね。
ちなみに、ハイオクガソリンの方が
レギュラーガソリンより、燃えやすいとかパワーあるって
勘違いしている人多いけど、全然違いますからね。
逆ですよ。
ハイオクガソリンの方が燃えにくいんですよ。
だから、高圧縮かけても自然発火しつらいので
ノッキングもでにくいんです。
まあ、またいずれ、エンジンの圧縮比の話でも
することがれば、その機会に説明しますねー。
話がそれたので、馬力の話に戻します。
SAE Horse Powerってありますね。
Horse Powerは文字通り、馬力のことです。
[SAE]ってのは、車とかバイク好きな人はよく目にするワードだと
思います。
SAEってのは
Society of Automotive Engineers, Inc.の略で
アメリカの非営利団体のことです。
乗り物に関するいろんな基準をつくって
標準化している団体です。
馬力もSAEによって規格化されてますし、
あと、エンジンオイルの粘度もSAEによって規格化されてます。
よく見るでしょ?
エンジンオイルに
SAE20W-50とか、SAE50とか書かれているの。
で、その下に
Brake Horse Power @ RPMって欄があります。
これが馬力です。
ふつーに書いてるね。笑
67@5000RPM
EVOのダイナ、ソフテイルの馬力は、
エンジンが5000回転で67馬力ってことです。
で、今度ツーリングファミリーのページを見ると。
70@5000RPM
当時のツーリングファミリーのEVOは70馬力です。
で、ついでに、
スポーツスターファミリーを見ると、、
XLH 1200Cが 66@5200RPM
XLH1200Sが 69@5500RPM
XLH 883が 57@6000RPM
同じ、1200でも、1200Sは高回転でパワーがでてたことがわかるね。
69馬力かー。 エボ、ソフテイルのビッグツインより馬力あるじゃん。笑
まあ、回転数5500RPMまであげての測定だけど。
ストックだと、EVOもTCもほとんど変らない
馬力ってことがわかるね。
いじると、TCの方が全然伸びるけど。
「ツインカムには上がある。」
よく言われる言葉です。
今、ハーレーが馬力を公表していないのは、
日本だけ?? 世界的な方針? 都市伝説??笑
すくなくとも、1998年オーナーズマニュアルには
丁寧に馬力の記載がありました。
あくまでもカタログスペックだけどね。実際はどうだろう。
古い資料を見ると、面白い発見がありますね。笑
Char
iPhoneからの投稿
欲求不満、ムラムラのシャアです。
さ、今日はハーレーの馬力のお話。
「ハーレー社は馬力を公表しない」
なかば、都市伝説のように語られている話。
さて、本当なんでしょーか。
これ、僕の1998年モデルのオーナーズマニュアル(英語版)です。
アメリカのe-Bayで落札したやつです。
読みすぎてボロボロですが。笑
中をみてみると、こんなページがあります。
ちょっと話はそれますが、
ENGINEってとこみると面白いね。
僕らが、いつも、Vツインエンジンって呼んでるエンジン。
正式には、
"4-Cycle, 45 Degree V-Type, air cooled"
「4ストで、45度の角度でV型になった空冷エンジン」
おもろー笑
写真にあるように、エボはストローク長が108mmもあるのですよ。
いわゆるロングストロークエンジン。
エボの鼓動感はこのロングストロークが肝なのです。
お、Compression Ratioも書いてる!
いわゆる、圧縮比です。
"8.5 to 1"
なるほどね。
ビッグツインは
このくらいの圧縮比がよいね。
エボ、いい感じじゃーん。
日本のハイオクガソリンのオクタン価は米国より低いので
(数値上は日本が上に見えるが、オクタン価の測定方法違うらしいね)
ハイコンプ仕様のエンジンは、ノッキングおこしやすい。
日本のガソリンでは、ビッグツインで9.0 to 1以上になると、
けっこー、危険らしいからね。
ちなみに圧縮比は
TC88が、8.8 to 1で
TC96が 9.2 to 1。
TC96はノッキングしながら走らせてる人多いので
気をつけた方がいいですよ。
ピストンへのダメージ結構ありますからね。
ちなみに、ハイオクガソリンの方が
レギュラーガソリンより、燃えやすいとかパワーあるって
勘違いしている人多いけど、全然違いますからね。
逆ですよ。
ハイオクガソリンの方が燃えにくいんですよ。
だから、高圧縮かけても自然発火しつらいので
ノッキングもでにくいんです。
まあ、またいずれ、エンジンの圧縮比の話でも
することがれば、その機会に説明しますねー。
話がそれたので、馬力の話に戻します。
SAE Horse Powerってありますね。
Horse Powerは文字通り、馬力のことです。
[SAE]ってのは、車とかバイク好きな人はよく目にするワードだと
思います。
SAEってのは
Society of Automotive Engineers, Inc.の略で
アメリカの非営利団体のことです。
乗り物に関するいろんな基準をつくって
標準化している団体です。
馬力もSAEによって規格化されてますし、
あと、エンジンオイルの粘度もSAEによって規格化されてます。
よく見るでしょ?
エンジンオイルに
SAE20W-50とか、SAE50とか書かれているの。
で、その下に
Brake Horse Power @ RPMって欄があります。
これが馬力です。
ふつーに書いてるね。笑
67@5000RPM
EVOのダイナ、ソフテイルの馬力は、
エンジンが5000回転で67馬力ってことです。
で、今度ツーリングファミリーのページを見ると。
70@5000RPM
当時のツーリングファミリーのEVOは70馬力です。
で、ついでに、
スポーツスターファミリーを見ると、、
XLH 1200Cが 66@5200RPM
XLH1200Sが 69@5500RPM
XLH 883が 57@6000RPM
同じ、1200でも、1200Sは高回転でパワーがでてたことがわかるね。
69馬力かー。 エボ、ソフテイルのビッグツインより馬力あるじゃん。笑
まあ、回転数5500RPMまであげての測定だけど。
ストックだと、EVOもTCもほとんど変らない
馬力ってことがわかるね。
いじると、TCの方が全然伸びるけど。
「ツインカムには上がある。」
よく言われる言葉です。
今、ハーレーが馬力を公表していないのは、
日本だけ?? 世界的な方針? 都市伝説??笑
すくなくとも、1998年オーナーズマニュアルには
丁寧に馬力の記載がありました。
あくまでもカタログスペックだけどね。実際はどうだろう。
古い資料を見ると、面白い発見がありますね。笑
Char
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