父の声
小杉健治
男に騙され覚醒剤に手を染めた娘。父親は娘を救うためある決意をするのだが……。書下ろしで贈る、感動のミステリー
神様の定食屋
ごちそうさま、めしあがれ
中村颯希
ひょんなことから神様と出会い、未練を残した魂に体を貸すのと引き換えに、「料理の腕を磨きたい」という願いを叶えてもらっていた高坂哲史。その神様と会えなくなって、はや数ヶ月。いなくなったはずの神様に話しかけると、まさかの返事が!何やら未練を解決してくれる哲史のことが魂の間で話題になっていたようで―。忘れたくない味、忘れられない味を繋ぐハートフルストーリー第二弾。
神様の定食屋
中村颯希
妹とともに、両親の遺した定食屋を継ぐことになった高坂哲史。ところが哲史は料理がまったくできず、妹に怒られてばかり。ふと立ち寄った神社で、「誰かに料理を教えてもらいたい」と愚痴をこぼしたところ、なんと神様に、この世に未練を残した魂を憑依させられてしまった。神様曰く、魂から料理を教わる代わりに、その魂が望む相手に料理を振る舞い、未練を解消してやってほしいということで―。思い出の味を繋ぐ、五編の心温まる物語。
異人館画廊
星灯る夜をきみに捧ぐ
谷瑞恵
大ヒット美術ミステリー『異人館画廊』
第一部・完結!
千景が日本に帰国してはじめてのクリスマスが訪れようとしている――。
昔は苦手だったクリスマスも『異人館画廊』に集う面々との交流から、まったく違う風景に感じられる。
千景を笑顔で迎えてくれる人がいるからだ。
一方で、千景は英国時代の師であるヘイワード教授から博士論文を勧められていた。
それは再びの渡英を意味していて……。
そんななか不可解な強盗事件に、呪われた絵画が関わっているらしいと京一から相談を受けた千景と透磨は、
やがてカラヴァッジョに憑りつかれるように魅せられた男と、父との軋轢に苦しみ続けた女の奇妙な接点に気づく。
見る者の心揺さぶるアウトサイダー・アートの謎を追う中で、千景が見つけた自身の過去と未来を照らす「答え」とは――?
異人館画廊
透明な絵と堕天使の誘惑
谷瑞恵
千景のもとに「―もうすぐ僕は、絵を完成させる。見た人を不幸にする絵だ…」と脅迫めいた手紙が届いた。消えた図像術の研究者、有名な心霊スポット「切山荘」、四つの絵…点と点が線となり、やがて千景の過去へと繋がっていく。誘われるように、自らの失った記憶に向き合おうとする千景を透磨は案じ、守ろうと二人の距離は近づいて―?待望の第六弾!!