思っている事は口に出して伝えよう

じっと黙って目を見つめれば、想いは伝わるなんて事はありません。思っている事は照れくさくても勇気を出して言葉にしよう。そうしないと、きっと後悔するよ。何処から話をすれば良いのか解らないのですが、上場企業3社の役員会になられた方がお亡くなりになられ、その様に言われ最後を迎えられました。その方は高度経済成長の時期の企業戦士であり、家庭を省みず仕事に打ち込まれました。でもその事が家族との不協和音となり、お亡くなりになるまでギクシャクしたものとなりました。自分の死期を自覚された時に、今まで自分を守っていた鎧をはずしてありのままの自分となって話されました。
お母さん（奥様)ありがとう幸せやった。お母さん手をつないで、ずっと好きやった。何でこんなことが素直に言えなかったんやろ。今まで自分勝ってにしてきたと思ってた、絶対に許せないと思ってたご主人を全て許せたそうです。

ずいぶんご無沙汰してました

早いもので君が亡くなって9年も経ちました。君のお母さんからはお墓参りも、遠いのでいいよと言われていましたが今年も参ります。君のお母さんとはたまに連絡を取って、仲良くしています。思い出話をすると嬉しそうにされるのでね。まあ、自分が動ける間はお参りはしようかなと思ってます。墓前でビール飲んで独り言してる、変な人とと思われるかもやけどね。
ブログをご無沙汰している間にも、様々な出会いとお別れがありましたが、今当たり前に繰り返している日常が、当たり前でない事を教えられます。目の前にいる家族や友だちは大切にしないとね。

身に染みること

2年程前から梅田のロックバーに行くようになりました。
若い頃はあれ程音楽が身に染みて震えたのに、今はノスタルジーを感じる程度になっています。

来ているお客さんも若い人達なので、私の聴いていたものとは違って、スピード&パワーの曲がよく流れます。

自分の子供たちの様な人に、最近のロックの事を教えて貰うのも楽しい事なので、良い時間を過ごせていると感じています。

自分の持っている70～80年代に行ったコンサートのパンフレットも、好きな人に見て貰うのが良いと思い、お店の人に貰ってもらいました。

きっと歳をとったせいなのでしょう、自分が楽しいと思う事より他人が楽しそうにしている顔を見ることが楽しいと感じる様になりました。

カッコいい音楽に痺れるより、実直に生きている人の姿や、思いやりや愛に溢れる言葉が身に染みる様になりました。