日本時間12月30日午後9時53分、父が旅立ちました。享年76歳。
27日(月)から「せん妄(せんもう)」という症状が出始めたそうです。せん妄とは、錯覚、幻覚、妄想を見たり、突然暴れだしたりする症状です。モルヒネを打ち始めて1週間経っているので、麻薬の副作用のような症状が出ていたんだと思います。
せん妄が始まると1週間ぐらいが目安だろう、ということだったので、そろそろかな、と思っていました。できればすぐにでも日本に帰国したかったですが、僕の住むアメリカの州は、日本に入国後6日間のホテルでの強制隔離が義務付けられています。また帰国前にはPCR検査もしないといけないので、帰国して自宅に行くまでには1週間以上かかります。弟と相談して、僕は父の臨終にも葬儀に出ることも諦めることにしました。仕方がありません。
12月30日は母の喜寿の誕生日祝いで、弟が近所の高級寿司店を予約してくれて二人で行ってきたそうです。写真を送ってくれましたが、寿司だけではなく肉料理などもあり、二人で満喫できたそうです。
そして日本時間の夜8時頃に病院から電話。血圧が下がってきているとの報告。そして9時に再度電話があり、母と弟の二人で病院へ。到着したら口を動かしながら何かを言ったそうですが、二人には分からず。その5分後に旅立ったそうです。まるで二人を待っていてくれたかのように。
看護婦からは、痛みもなくとても穏やかな顔で逝かれた、と言っていただけたそうです。苦しまずに逝ってくれて、本当に良かったです。
弟から電話が来たのが、アメリカの夜中だったのですが、その後はあまり寝れませんでした。
次の朝、子供たちに伝えました。12歳と10歳・・・黙っていても仕方がないですし、いつかわかることなので。。。二人とも泣いていました。それを見ていたら、僕も泣いてしまいました。奥さんも泣いてました。
9月の入院から4か月。父も自分が長くないことは理解していただろうし、僕ら家族も心の準備ができていたので、悔いはありません。そして、介護を何年もする、なんていう大変な状況にならなかったので、家族にとっても良かったと思います。
弟によると火葬場が混んでいるので、葬儀は1月8日になるそうです。全てが終わった後、母がこれから一人で生活するにあたり、急に寂しくなったり精神的に辛くなると思うので、なるべく頻繁に帰省して、母のケアをしていきたいと思います。早く6日間のホテル隔離が終わってくれることを願うのみです。